RCのコラム 第2回 2004年4月

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2004.04.30(金) 21:15 なにがおめでたいのやら

昨日私の外出中に、叔父(父7年前に肺癌で亡くなった)の一番下の 弟夫婦 がお見舞いに来てくれていました。 メモに、病院を脱そう出来る位なので安心したと書いてありました。横浜に住んでいるので、今日の午後、 今度はこちらから連絡なしにおじゃますることにしました。とても喜んでくれ、とにかく良かったおめでとう と言われ、夕食までご馳走になってきました。鯛の尾頭付きと赤飯までいただき、癌になってそんなにおめでたいか と冗談いいながら、金沢の珍味や、いろいろな美味しいものをいただき、楽しい5時間をすごして帰ってきました。 その叔父夫婦、最初のデートの頃、私を乳母車にのせ、デートの出汁に使ったなれそめがある夫婦で 馬鹿話をしながら楽しい時間と美味しい料理を味合わせて頂きました。親戚づきあいの苦手な私なのですが、 この叔父夫婦は例外中の例外なのであります。

今日の午後はストーマのメーカの方に来て頂き、今後の洗腸の準備や、いろいろな話しをして頂き、 大変勉強になりました。でも、まだまだ、自分で経験しないと分かりませんね。昨日から今日の午前中まで 多くの排便がありましたので、昼にストーマのベースを代えてからまだ今のところ排便ありません。 少し下痢気味だったので、また洗腸したのと近い状態になったようです。昼食、夕食をとりましたが ガスが少量あっただけです。また明日は沢山でそうですね。明日の予定としては、5月にもなりますので 造影CTとその後はちょっと家まで帰ってこようと思っています。もう退院しても良い状態になっていますが 病院に甘えながら、連休中は仕事と遊び半々で、連休最後に退院し連休明けから外来再開の予定です。

2004.04.30(金) 08:15 術後2週間で、セイリング

昨日は逗子マリーナに 車を運転して おもむき、 ビールを飲んだりヨットで海に出たり 、でいろいろ経験してきました。おしりの痛さは 傷の痛さだけでなく、おしりの筋肉の減少が硬い所に座った時に皮膚のしたが坐骨と感じる時があり、筋肉落ちているな という印象。一昨日、排便が好く名かったせいか、昨日は外出先で良く出た。普段より頻回に処理をしなければならず ちょっと面倒だった。遊びに出る時は洗腸するのが良さそうですね。少し寒がりになってしまった。痩せたせいでしょう けどね。舟の乗り降りや舟の揺れにたいする体の動きは特に衰えた様子はない、座るのが問題というところ。

昨日の夕食は迷ったすえ、はぶかで四川ラーメンと餃子に挑戦した。駐車場に車をとめて、まず、 「安養院」の みごとなツツジを見てからはぶかに向かった。丸テーブルで、他のお客さんと一緒に食べる、途中で排ガスあり 前に座るご夫婦の奥様、音に気付いてちょっとこちらをご覧になる。いつものように私が人工肛門だと分かって いる仲間とちがう所での始めての経験、知らない人の前だと気をつかっちゃいますね。けどどうしようも無いって のも確かかと思うけど。世の中全ての人に私は人工肛門で、人工肛門とはこういうものですと知らしめることが できるわけではないということの始めての実感の一瞬でありました。やはり、世の中に出ていって経験しないと わからないことが山ほどですよね。まわりの人に知ってもらっているということがいかに楽なことかということも 実感した日でした。


2004.04.29(木) 07:05 術後2週間

昨日は、スタッフの協力を得て小児科の外来を片づけた。15年分のたまりにたまった資料やゴミを 出来るだけ捨てた。午前、午後の2回に分けて行ったがいろいろ出てくる。NeXTSTEP, OPENSTEP に代表されるいろいろなCDなども、一気に捨てる事にした。その他の、医療情報連合大会の資料や SeaGaia meetingの資料なども一気に捨てた。過去に雑誌に投稿し、私の書いた記事が載っている 雑誌などもほとんど捨てた。捨てたのを後悔するかもしれないが、重要な物はインターネットのどこ かにあるだろう。過去を振り返るより、未来に向けてだ。もともと掃除は嫌いな方なので、結構大変 な作業だった。うっすら汗もかくほどだった。実際は私が荷物の中からとっておく物を選別して いらないものを床にぶちまけるとスタッフがゴミとして梱包してくれるというものだった。最後に 立派な棚が入って今まで診察用のベットを占領していた荷物がすっきりした。

一昨日、昨日の写真。一昨日阿久澤さんに撮影してもらった ストーマ 。すこし腫れがとれて小さく なってきた。私の車は、渋谷先生が茂木のサーキットまで連れて行ってくれました。 茂木サーキットのピットにいるNSX 。昨日の夕方、手術に立ち会って下さりストーマにすることを決定してくださった、 高橋 宣胖先生 (もと慈恵医大教授)がおいでになり、一緒に記念写真をとりました。私が学生の時は まだ教授ではありませんでしたが、第2外科のポリクリの時はお世話になりました。

ストーマの話題としては、私の今使っているのはConvaTecのエスティーム シナジーという製品、ツーピースタイプ 今日はベースを張り替えてからまる4日たっている。2−4日で交換としてある4日目だ。今日は午前中からゆっくり 逗子マリーナに遊びに行く予定、ひょっとしたらヨットにも乗るかもしれない。ベースとなるウェハーがはがれる ことだってあるかもしれないがそれも挑戦だ。今日は着替えもしっかり持って行こうと思います。さて、どうなる ことやら。ストーマに関しては、失敗しないと成長しない気がしています。どのような思わぬ事態になるのか、 それをどの程度予測できるのかですかねぇ。経験つまないとなんともですね。


2004.04.28(水) 07:02 ヒゲの再生

手術当日、ヒゲを落としてその後伸び放題にして13日目、今日、ヒゲを触っていたら、なんだか長さが 二つの種類に分かれていて、長いのと短いのと混じっている。鏡でじっくり見るとそのとおりで、13日間 素直に伸びたと思われるものと、やっと伸び出したのかと思えるような毛穴から少し出ただけのものが 混じっている。この両方がきちんとした長さになると無精髭っぽくないように見えるのかな。 ちなみに下腹部の剃毛された毛の伸びる速さもヒゲとほぼ同じで現在約5mmというところ、これも こんな速さで伸びるの?って不思議ですね。

ストーマ話題としては、昨日の下痢は洗腸をしたのとおなじような効果?大腸の中のものがほとんど 無くなったためか、その後今まで、ガスとごくわずかの内容物しかありません。昨夜、阿久澤さんと また花ごころで外食したにもかかわらずです。このようなタイミングを 自分の意志でコントロール出来ればそれはまた便利ですね。こんど洗腸にも挑戦してみましょう。体の 不具合として残るのは、まだおしりが座り方によってはつっぱって痛いということですけど、肛門周囲を とったぶん、左右を引き寄せているので、どうしてもテンションかかるからしばらくしょうがないでしょうね。 日に日に良くはなっているのですが、他がほとんど苦でなくなったので、おしりの違和感がより目立つ ようになったという所です。

そうそう、高校時代のバスケット部の同級生二人から昨日、メイルが来た。二人とも「連絡ないのは、 冷たいじゃない」のメイルだったが、別に積極的にお知らせをしなかったのは、だれに対しても同じ ようなものだったので許してね。私にとってもまあ、今回のイベントは大きな事かもしれないが、 どうやら、まわりの人たちにとっての、「キワムが直腸癌で手術した」というショックの方が 大きいのかななんて思ってしまいます。私にとって幸せだったのは、直腸癌、ストーマを何故か 素直に受け入れられたこと、これがすべてにおいてよどみなく次のステップに向かえる良い前提 だったように感じ始めています。今日は、小児科の外来を片づけるつもりです。勿論手伝って もらってですが、この機会に15年間のゴミを整理します。


2004.04.27(火) 09:11 昨日の午後のドライブ

昨日は午後3時から5時まで、湘南の海岸をドライブしてきました。というか、行きは渋滞1時間で江ノ島まで しかたどり着けず、江ノ島のヨットハーバー脇に車を止めて写真とって帰ってきました。 一連の写真です. 一時間の渋滞でも問題なく走れたのは自信になりました。 しかし、夜ぐっすり眠れたのは、あれで疲れたのかと思うと、まじめにリハしなければと思う次第です。

ストーマに関する話題。さっき、はじめて下痢?もともとまだ軟便なので形状的にはたいして変わらない のだけれど、朝食前から少しお腹張っているなという感じ、朝食、おいしくいただいて、その後、お腹が渋る、 すると便が結構でてくる、パウチ一杯になり排出すると、またすぐ、パウチ一杯に、二度目はパウチの排出 している間に新たなのが出てきて、計3杯分くらいでました。まだ、すこし張っているけど、こういうこともある のだ、内部の排出を出来ない場所だったらどうなったのだろうね。勉強すること山ほどある。


2004.04.26(月) 07:26 リハビリ開始?

昨日からストーマの面倒を基本的には自分でみるようにした。外出許可もでたので、まずは 2週間逗子マリーナに 行ってみる。出発のしたく、ズボンのウエストがパウチをちょと圧迫するなあ。痩せてはいるがお腹は そんなに極端に小さくなってはいない、支度してタクシー呼んで、逗子マリーナに。2週間ぶり、 術後10日でここにたてるのとは思ってもいなかった。その後花ごころに回って、6時前には病院にもどる。 まだ、大騒ぎするほどの体力はさすがにないかな。

NSXも渋谷先生に持ってきてもらい、乗って帰ってきました。乗り降りが大変だけど、乗ってしまえば まあ問題無い範囲ですね。おしりの座った時の痛みがなくなってくれば、だいぶ違うと思うけどね。 私の日常の動作の中で、NSXのドアを大きく開けられない時の乗り降りというのは、一番の運動だったり するのかもしれません。本日体重89.2kg

さて、今日はなんのリハビリをしようか?!


2004.04.25(日) 07:46 初島ダブルハンドレース、エントリー宣言?

とりあえずの目標を設定してみました。6月26日土曜日の「初島ダブルハンドレース」への参加。2ヶ月後で す。勿論、その近くになっての体力の回復がレース出場に危険をともなう程なら参加は中止しますけどね。 パートナーは、やはり、一番多く一緒に出場した服部さんに付き合ってもらいましょう。ダブルハンド 出場に要求される最低限の筋力と体力がもどること。ストーマの管理がしっかり出来ること。参加すること だけが全てではないので、参加してレースを楽しむ精神的余裕が出来ていることかな?そうそう、揺れる 舟の上でしっかり排尿が出来る事というのも結構今は重要だな。

実現の可能性は高いとは言えないかもしれないけど、やってみましょうよ。過去7時間台でフィニッシュできた ことは一度だけあるけど、だいたいはタイムリミットぎりぎりの14時間くらいかかる事が多いからね。 その日の天候にも大きく左右されるし、いろいろ簡単な条件ではないけど、比較的途中でのリタイアを 決定すればその後は楽なほう。

こんな事を考えるとなんだかワクワクしてきますね。せっかく減った体重はそのままにして筋力をつけようとか、 すくなくとヘビースモーカーに戻るのは止めようとか(ホントか)。まあ、目標に向かって条件が満たされなければ 来年にしますがね、それは悔しいねぇ。

2004.04.25(日) 07:23

術後10日、今朝の体重89.3kg(入院時94kg)、簡易ドリップでいれたコーヒーを美味しく飲めています。 昨夜は、まぐろ中トロの寿司を5カン、チャーハンと酢豚少々の差し入れを美味しくいただきました。

動物の体ってたいしたものですね。これも先人の多くの経験、失敗のたまものなのでしょう。 手術の翌日のレントゲン撮影で立ったり寝たり(勿論手助けがなくては出来ません)に始まり よくもいろいろやってきたものです。じっとしているとどこか痛いですが、歩くのなのどは かなり普通に出来ます。最先端でやっていることが一般に普及する時間も含めて、日に日に 進歩なのですから、また何年か経過すれば、同じ病気で治療を受ける人も大きく違ってくると いうことはあるのでしょうね。この病気の先輩の根橋さんから頂いたメイルには、根橋さんが 手術を受けた18年前とちがう病気になったのではないかというほと、私のこの病気に向かう姿勢 が気楽に見えたというような内容の記述がありました。病気の予後に対する統計などはそう 変化するものではないのですが、スタッフの受け止め方などはやはり18年前とは違ってきている のでしょうかね。年間約1万人が人工肛門をなんらかの原因で持つことになる最近だということ なので、認識は変わってきているのでしょう。


2004.04.24(土) 10:55

今考えてみると、このホームページを作っていたのは、私にとっても随分と力になったのだなぁと。 だんだん、今のように落ち着いてくると、なんとかこのページをメンテしなければという気持ちも 薄れてくるけど、あの術後1日目にこのページに書き込む気力はいったいなんだったのだろうと 思うほどです。

昨日はおしりの抜糸をしてもらったのに、どうもその後座っていると痛みが気になっていました。 おそるお剃る触ってみると、どうも一番前方の縫った所が痛い、今朝院長の回診の時にちょっとここが 心配と言ってみると、まだそこは一本糸が残っていたようで、抜糸してもらって、その後だいぶ楽になりました。 他の抜糸も終わったら、少しリハしていかないとね。

術後2日目の検査結果
白血球数 12300 /MCL, 赤血球数 378 マン/MCL, 血色素量 13.4 G/DL, ヘマトクリット 37.1 %, 血小板数 20.0 マン/MCL, MCV 98 FL, MCH 35.4 PG, MCHC 36.1 %, TP 4.7 G/DL, CPK 383 U/L, GOT 16 U/L, GPT 14 U/L, LDH 196 U/L, ALP 175 U/L, γ‐GTP 28 U/L, アミラーゼ 61 U/L, クレアチニン 1.10 MG/DL, UA 5.0 MG/DL, BUN 11.2 MG/DL, 血糖(空腹時) 110 MG/DL, 中性脂肪 44 MG/DL, 総コレステロ‐ル 153 MG/DL, Na 142 MEQ/L, K 4.1 MEQ/L, Cl 105 MEQ/L, T‐BIL 1.5 MG/DL, CRP/LA 5.40 MG/DL, 交差試験 3 別紙報告
普段多血症ぎみの私としては、Hb 13.4も少し貧血かもね、階段など上れるのかしら、足の筋肉もだいぶ 弱っているしね。以前、肝炎で入院した後はほんとに階段は手すりがないと登り降り出来なかったのを 思い出すけど、その時より今回のほうが体力落ちていないように自分では感じている。
梅田先生、永野先生、病気へのレポートありがとうございました。Stage IIで良いようですね。


2004.04.23(金) 17:07

午後院長の回診でおしりの残った糸2本も抜糸してもらいました。でも、まだちょっと痛いね。回診が終わって5分くらい してからまた部屋にいらっしゃいまして、「病理の結果だけど、リンパ節は陰性、断端は粘膜面は陰性だったが、漿膜に 近い部分で+だった。全摘で人工肛門にしたのは大正解だった。」とのこと私としては、「悪運が強かったようです。 今後も宜しくお願いします。」ということになりました。

自覚症状が持続していて、検査、治療となりましたが、ほんと悪運強いですね。Stage II に止まったということで しょうか?、ちょっとこのあたりは私は自信が無い、資料からするとそうなるのではないかな? 違っていたらどなたか教えて下さいね。

2004.04.23(金) 11:32

今日は、食事が5分粥から常食に変更になり、それにともない予定よりちょっと早くIVHを抜いてもらいました。こうなると 突出する気になる所に意識が集中するのでだんだん望みが贅沢になってきますね。座る時におしりの部分が気になる所です。 明日、残り2本の抜糸の予定。

人工肛門への排出もだいぶ液体から泥状になりました。私の場合、通過障害がおこる前は基本的に下痢便が1日1回か 2回というのが正常なパターンではありました。そのレベルにもどっているのかもしれません。少しまだ色が濃いかな? 今の所、極めて匂いが少ないのですが、今まで食べていた低残渣の食事から、肉食など増えてくれば変わってくるで しょう。

2004.04.23(金) 01:31

排尿に起きて、ちょっと、 手術中の写真にコメント を入れてみました。


2004.04.22(木) 17:26 「いばらないこと」の難しさ

人生って難しいね、普段は鈍感な私はそんな所まで感じないのにね。お見舞いを通じて人間関係でいろいろ 考えてしまう所があります。人とのお付き合いの旨い人、下手な人、勿論皆さん暖かい気持ちなのですが、 私のように、表現や感じ方が偏った人間相手だと、お困りになる方もあるようです。私すごく若輩生意気で おりましたので、難しい、そこで「気持ちのおもむくまま」今まで通りにやっていこうかと思います。

素敵な時間を共有出来る、そんな瞬間がすごせれば、それは一番幸せな事であります。だから貴方のお見舞いの ちょっと不安そうな顔と、私と話をしたあと、大丈夫だとにっこりして帰っていただければ、もうほんとそれで 十分、でもね、ここを読んでいらっしゃる方かならわざわざお出でになる必要なんて全然ありません。私に メイルの一本書いて下さればいいのですよ。ああっ、また「いばってしまった」

今ね、午後3時から毎日2本、「救急救命24時」なんてのをテレビで再放送しているのですよ。もっぱら今の 私の楽しみです。Golden timeにやっていたころはまじめに見る気になれなかったのにね。一本ごとにティッシュ一枚 使って涙拭きながら見ていますよ。

私が今回新たにマスターしなければいけない人工肛門の取り扱いは来週から本格的になりそうで、今週はまだ 看護婦さんに甘えていてよいようです。

昨日の夕食は「花ごころ」さんに出前していただいて、美味しいおじやをいただきました。お願いしなくても 毎日でも運んでいただける雰囲気で、それがゆるされれば大変嬉しいことは嬉しいのですが、良くかんがえて みて下さい、私はこの病院の副院長であります。そのような身勝手、やはり許されませぬ。したがって、 毎日ではなく数日に一度、もしくは、外出したおりにということにいたしましょう。きょうは、しっかり 病院の食事を三食とることにいたします。

2004.04.22(木) 07:04 インターネットのすごさ?

4月20日の所に書いた、足利先生の同級生の首藤先生、彼はヨット部の後輩だという話しはしましたよね。 卒業後一緒に舟に乗ることはほとんどないのですが、彼が今、諸磯で持っている舟で毎年クルージングに 出かけているのでその前後に相談を受けたりしていました。今回の事は知らせていなかったのですが、 昨日メイルが来ました。今年のクルージングについて情報を集めるのに「利島 ヨット クルージング」で インターネットをサーチしたら、私のコラムの「番外プーケットリポート」がひっかかったようで、 今回のことを知ったようです。

お互いに趣味が一緒だと、インターネット上のキーワードが一致する。そうすると、自然に呼び合ったり するんですね。今回こうして手術を受けたことでしばらく音信が途絶えていた方々とまたメイルのやり取り が出来たのは幸せです。

2004.04.22(木) 04:53 「私の術式が変わったドラマ」に反響

おはようございます。早いもので術後1週間です。今日は傷口の糸が抜かれ始める予定です。 昨日までは排尿もバルーンカテーテルが入っていたので、意識していなかったのですが 昨日から抜けましたので自分でしないといけません。点滴はまだ持続でIVHが入っていますので、さっき トイレまで行ってきて起きてしまいました。ベットの上でPowerBookを術後初めてひらき、メイル見ていたら 昨日の永野先生のメイルに感想、(これも素晴らしい)を 梅田先生矢田先生 から受け取りましたので、ご本人 の了解は得ていませんが掲載してしまいます。


2004.04.21(水) 17:48 私の術式が変わったドラマ

手術の次の日だったけど、永野先生からメイルをもらった。 嬉しくなり涙がにじむようなメイルだった。 私は、麻酔のなか、夢もみていない状態でまるでわからないが、その時、私の信頼する人達がこんな判断を 迫られる時間があったのですね。足利先生も19日においでになった時に、「高橋先生が人工肛門になったことに納得して 下さるなら、我々のとった選択は正しかったと思います」とおっしゃって頂きました。

2004.04.21(水) 10:48

きょうは、朝、腰痛がおさまらずどうしようかと思いました。硬膜外麻酔をやっていたせいもあるかもしれませんし なにせ、普段に比較すれば同じ姿勢でいることが多いので、どうしても腰に負担が来ることも多いようです。 看護婦さんがやさしくマッサージしてくれるのがうれしかったなあ。せっかく動けるようになってきたのに 腰痛がひどくて動けなくなるかと心配しましたが、いざ、動いてみると逆に腰痛は軽減して大丈夫になりました。

いろんな事を感じるんですが、メモしとかないと忘れちゃうね。本間シェフからもらったメモ用紙を活用しよう。 医者が患者になって始めて患者の気持ちが分かったというような書き方のものを見る機会はあるんだけど、今の 所あまりそういう気持ちにはなっていない。とにかく始めての経験は山ほどあるのだけど、直腸癌は小児科医が あつかう病気ではないので、これでやっと患者の気持ちが分かったという展開にはならないんだね。本日から院内の 病室にいるままでコンピュータ相手に出来る業務を再開したので、この間ちょっとスタッフと話しをしていたら 話しの展開がわからなくなってしまった(ゴメン)

今試供品で使っているツーピースタイプの ベースパウチ の写真。人工肛門先輩諸兄の努力のおかげでとても 使いやすい物が手に入ります。


2004.04.20(火) 18:48

来てくれたのはナースではなく、男性の営業の方のようでした。とにかく新しいサンプル品を いくつか置いていってくれましたので、今日からそれを使ってどれがどんな性能なのかテストです。 まだ、自分ではせず、ナース任せです。おしりの抜糸が終わって安心して座れるようになってから したいなという感じです。でもどんどん便利なものが出ているようです。

本間シェフ 登場、私の後は渋谷医院で奥様に抜歯されたとか、、しかし、今日外から来た人は皆さん 大汗かいていました。29度、30度をこした所もあったそうな。私はエアコン入れ、基本的は良い環境でした。 明日の夕食は花ごころから出前してもらおう。

2004.04.20(火) 10:26

朝、一度、痛み止めの注射をした。そうしたら、もう快調なのであるが、その前は腰は痛いは全身怠いはでちょっと めげていました。今日は、ストーマのメーカから専門のナースが相談に来てくれるそうです。

これから看護詰所までちょっと散歩してきます。

約40メートル歩いてきました。ちょっと息が切れます。病棟スタッフは忙しく働いていました。おじゃま出来る 雰囲気ではなかったので早々に帰ってきました。

2004.04.20(火) 00:50

こんな時間に登場してしまいました。どうも、睡眠時間が足りちゃっているようで、ちゃんと眠くならないので 起きてきて、こんなことしてます。今日は夕方、執刀して下さった、 足利先生 が見え、診察して下さり、現在の ところすべて順調との嬉しいお言葉をいただきました。足利先生は、私が学生時代ヨット部スキッパーとクルーの 仲で舟にのっていた首藤の同級生で、学生時代あの当時の葉山の合宿所に顔を出されたことがあるとのことでした。


2004.04.19(月) 15:05 今日は2回目

今日は2回目のコンピュータ前への着席です。昨日と比較すると格段(2,3段)の進歩です。

ストーマ(人工肛門)の積極的勉強開始、インターネットは便利だよね。昔は本を手に入れなきゃ分からなかった ものがとりあえずは大体分かる。ただし、見る目を持っていないと極端な意見をそれが主流だと思ってしまったり するだろうからね。別に病気に限らずなんでも同じことだけど。現在15:45、うーん、今までで一番永く座って いられた。

2004.04.19(月)  09:53 少し自信回復

昨日は、朝自力で動いたまではよかったのだけど、その後は結構だらしが無かったのですよ。もう食べてもいいよ、 プリンかアイスクリームなどからと言われ、思いついたのはバニラ味のアイスクリーム、それをかってきてもらって 小さなスプーンで4、5口食べただけなのになにか気持ち悪くなって来る。横になっているとお腹がぐるぐる言って いるのに出ない、「おい、なんでストーマなのに出ないんだよ」と唸りたくなる気持ち、そのうちやっと「ブリブリ、 ドゥロドゥロ」と出ました。それで少しお腹の痛みも軽減。まだ腸がリズムよく動くまでいっていないんだね。 夜は8時頃から11時半ころまではウトウトねていたけど、その後はどうにもお腹がいたくて、よく眠れない。 まあ、寝ている時間もあったのでなおのこと。明け方5時ころまで、自分で体位変換したりなんだかんだでしのいだが それも耐えられなくなって痛み止めの注射してもらう、それから30分で体も精神も楽になりました。

こんな、具合で昨日はめげていたので、今日どうかと思ったが、術後2回目のレントゲン室への移動も自分で結構立てる ようにもなり、やはり前日より確実に改善しているので少し自信回復した。今日は こんな顔する余裕も出てきました。


2004.04.18(日)  06:57 痛いよ

今朝は午前5時頃から目覚めたが、だいぶ快適、寝ている限り腹痛もほとんどなくなった。6時半頃から自力でベットから 離脱しようとがんばって、なんとか離脱できた。そんなに無理してやることでもないのにね。人間てこんな時、敵に襲われ たらなすすべがないのだろうか、それとも火事場のなんとかみたいに痛みをこらえて動けるのだろうが、多分後者だと思う。 後1、2日すればかなり楽に動き回れそうな気がする。

そろそろストーマの勉強も始めないといけない。


2004.04.17(土) 10:19 痛いよ

痛いよなんですが、昨日より少し良いですね。なんとか自分で移動しようと思ったのですが、ほんの2,30cmを ある力の入らないポジションだと動けないんだよね。痛みに耐えればうごけるんだからもう少し根性入れればとは 思うんだけど、ちから入らないんだよね。

自分で自由に動けるようになったらレスポンスできるでしょうが、それまでは1日1回だけコンピュータ前に座るだけに しておきましょう。今もやはり、痛みを少しこらえていますからどこか、心のバランスが悪そう。お腹の痛みはね 発作的にくるのですよ。何かの刺激で腹筋が緊張するそうすると、自分自身が収縮ために痛みが増強ギュッと5秒かんほど 強い痛みに悶絶、でもこの痛みも少しずつ改善しているような気もします。


2004.04.16(金) 10:57 なんとか

なんとかコンピュータの前に座っています。手術無事終了しました。人工肛門となりスッキリしています。

昨日は手術は5時半に終わりました。硬膜外麻酔がとてもよく効いて8時間は、脊椎損傷のように下半身が動かない 状態でしたが、それとともに痛みもなく、楽でした夜中の1時頃から痛みが出てきたので、1時と4時半に鎮痛剤 の注射してもらいました。記憶もほとんど欠落することなく、部屋にもどった時に見知らぬ、オヤジがいる、 スイマセンがどなた様でしょうと聞いたら、実の弟だった。それが一番のボケかまし。

今は昨日のオペルームの写真などを読込中、ズームの存在を看護部長に教えていなかったので、ズームなしでの 撮影になった模様。

今朝は、清拭(こりゃ相当なリハビリです。)その後、レントゲン室まで車イスで移動、これも リハビリの一環です。それをもどってきて、そのまま車いすに座ったままこの作業をしています。

人工肛門にした理由は、繋げないことはないが、予後を考え人工肛門に との決断を我が恩師が決めてくださったとのこと。ありがとうございました。

手術前から今朝までの写真。 さらば肛門もありますので、医療業界人だけにしておいたほうが良いかもね。そうそう、盲腸はとってもらいました。

とにかく、皆様ご心配をおかけしました。あとは社会復帰に向かって頑張るだけです。最短で戻れるよう 努力致します。あまり頑張りすぎもいけないだろうから、その変、適当にします。まずは、今日、 ここに座って、報告をしたかった私です。


2004.04.15(木) 11:40 家族も来たし

家族も来て、いろいろあわただしくなりました。 まだ50分位ありますが、コンピュータにいつまでもかまけていられませんので、 いちおう、手術室はいる前の最後のメッセージにして起きます。 では、行ってきます。

2004.04.15(木) 10:57 そろそろ

そろそろ色々準備しています。 髭も昨日より短くして まどから見える鯉のぼり と、今夜からの 術後の予定 もオリエンテーション受けました。決めうちは、永野先生が病棟に来てくれて、私のお腹に絵を描いていきました。 人工肛門を設置する場合に都合の良い場所をベルトとシワと油の載り具合でここだと バッテン つけていきました。 使わないで済むことを祈るけどと言ってね。

2004.04.15(水) 08:10 この1週間を振り返って

入院して、時間がたっぷり、暇をもてあそぶんじゃないかと思ったが、時間はあっという間に過ぎていった。はじめは しっかりプログラム書こうと思っていたのに、プログラムはほとんど書けず、まあ、このページは結構書いたけど、 普段でも書ける量といえばその程度、ではいったい何をしていたのでしょう。撮った写真を眺めている時間は結構多かった なあ、あとは普段だったら絶対読まないだろうと思われる本や雑誌を差し入れにいただいたので眺めてみたり、、、まあ 興奮していたのだろうけどね、こんな風に時間が過ぎるとは思わなかった。

人間、余命何日なんて言われた時に、その時間を有効に過ごせるんだろうかね。はなはだ疑問。たぶん、残り時間が 限られたら、これをしようと思っていることって、実際タイムリミットが区切られると出来るものではないのかも しれない。忙しいと思う毎日の時間のなかでなんとか切り盛りしながらやっていく、それしか方法無いかもね。 結局復帰したら、今までと同じにやるし、そのやり方が良かったのかななんて感じている。だれもがそれぞれ違うが 確実に最後の時に向かって時間を削り取って生きているのに、それを本当に実感しないということが生命の不思議 なんでしょうね。

今朝は、Norah JonesからLisa Onoと聞き続けている。病室の窓は開け放ち、春の空気が漂っている、今はその中で 小野リサのさわやかなボサノバのリズムに乗った声を聞いているのが気持ち良い。こんなゆったりした気持ちは普段 味わえない。これは手術を受ける特権なのかな?今晩からの痛みと引き替えに。手術受ける側に出来ることとすれば、 たずさわって下さるスタッフたちに、あの人ヤダと思われない気遣いと、へんなプレッシャー与えないで気持ちよく 仕事していただくということでしょ。あとはこちらは逆らわないで全てお任せ。これが気分良く時を運ぶこつですね。 したがって、これから手術終わるまでの間は、私としては頑張ることも無いわけで、一番ラクチンな時間帯ということ になる。その後の事は未経験なので分からないけど。

2004.04.15(水) 07:25 本日手術

いよいよ手術当日の朝を迎えました。昨夜はもう10時頃から眠くて、まあ、その後夜中に何回か起きましたが起きても すぐ眠りにつける状態で、睡眠薬のお世話にもならずに9割方眠れたというところです。少しは心配して眠れないとか あったほうがかわいげあるのにねぇ。昨日、一昨日は曇り空でしたが、今日は朝から気持ち良く晴れて窓から見える 鯉のぼりがいきおいよく泳いでいます。

皆様からお見舞いメイル沢山いただいて感謝いたしております。私としては「心配して損した」と思っていただける ような復帰計画ですので、お気軽にお願い致します。


2004.04.14(水) 19:25

夕方、ニフレックの影響が残り、トイレで水様性の下痢をしていたら、男の人が面会に来た声、 ちょっとお待ちいただいて出てみたら、なんと驚き、 吉原先生が京都からお見え です。ちょうど その前に MedXMLからもお花が届き 、お礼を書かなきゃあと思っていた矢先でありました。 吉原先生やiSightでいつもお話する梅田先生は外科の出身ですので、私の受ける手術の経験も 豊富でいらっしゃるので、アドバイスも沢山して下さいます。吉原先生は「Good Luck!」と硬い 握手をして下さり、横浜のお友達の所に見舞いの梯子とのことでした。その後、髭を電気バリカン でカットしました。iSightで早速梅田先生に見られてしまいました。鏡をみるとなんか、爺臭くなった 気もしますが、 写真にとると 、微妙に若く見える気もするしと言うところです。

2004.04.14(水) 15:47

今日も皆様から暖かい、応援メイルいただき本当にありがとうございます。

さっき、看護婦さんが来て、なにやら、道具をもって登場、お腹のお掃除をさせて下さいというので、 すっかり剃毛だと思って、パンツさげたら、おへその掃除ですって。下げ過ぎちゃったらしいです。 剃毛は、今はここでは手術室でやることになっているそうです。ちょっと恥ずかしいかったけどひらき なおっちゃった。臍の掃除は、オリーブオイルをつけて、臍のこびりついたゴマを取るものでした。

現在3本目の点滴中、これが終わったら、ひげをカットしてきます。髭もそういえば20才の時から剃ったこと なかったんだけど、明日麻酔する時にいろいろ顔にテープで留めるとき邪魔になるじゃない。剃って下さいとは 言われていないのだけど、気になさっているからカットしてきます。でも、こんなもの2週間もすればカットしたて くらいにはもどるからね。後で髭落とした所は写真にしておきますね。

2004.04.14(水) 11:34

今朝は8時から ニフレックを2L のみ、そのお陰で水様便がもう4回ほど連続で出ています。ちょっと渋り腹ではあります が、まあまあな状態です。絶食の2日目を向かえました。点滴は1日1500mlしてますカロリーは高くはありませんが、 けっこうこれで空腹感って出ないんですね。明日に控える手術にどこかで大きく緊張しているせいはあるんでしょうが。

先ほど看護婦さん(どうも看護師さんとはよびたくない)が明日の説明をしてくれました。優しいですよね、みんな 結構安心するんだと思います。説明してくれた看護婦さん達にこのページを書いていることを話しました。明日以降の 私自身が記録できない所を写真にとっておいてくれるように依頼しました。明日の手術は、執刀医が昼から来て下さる ので、私は12時半に手術室に入室、術後の鎮痛のための硬膜外麻酔をまず行い、実際の手術は1時半から2時頃から という予定になっています。


2004.04.13(火) 21:00

中島君、たかちゃん、 Nikon D70の写真もって登場、ニコンとキャノンの違いをお互いに感じ、結構納得でした。 メーカによる味わいって一環したものがあるし、その違いが明らかに感じられるのも面白い世界でした。

2004.04.13(火) 18:30

恐れ多くも、「人工肛門」でネットサーチすると トップに登場される「根橋 平良」さんに 恥ずかしながらメイル出してしまいました。私が今回、検査を受けてまな板の鯉になろうと思う決心が出来た ホームページだったのでそのお礼のメイルをさせていただきました。

夕方から「マグコロール」(下剤)を飲みました。明日はそれに輪をかけて「ニフレック」で腸の中をすっかり綺麗にします。 あまり出るものがないのに下剤ってけっこうキツイ時ありますよね。今晩から明日の昼までは辛い時間帯になるかもしれ ません。

いつもお世話になっている 花ごころさん が絶食になってからお見舞いに来てくれました。 どうせなら食えるうちに、、なんて贅沢も言いましたが、 備長炭が20本くらい 詰まったカゴをお持ち頂きました。 炭の枕って、気持ち良い眠りを誘うんだよね、これで手術後の痛い痛い時間も少しでも良く眠れますようにということで いいんじゃない。

2004.04.13(火) 11:30

ツボちゃんあたりが、お知らせしてくれた方々から久しぶりメイルを受け取っております。 入院している時のお見舞いメイルというのは、とても良いレベルの人間的なコンタクトかなあ。 心配している人にとってはすぐにもお見舞いに行きたい気持ちになるのでしょうが、入院している 人間にとっては、その気持ちにお答えして皆様にお会いするのは結構大変なことなのですよね。 しかも、入院している人間はどこにも逃げられないので、お見舞いも結構ストレスになるのです。 その点、メイルでおたより頂くのはとても気持ちが良いレベルで関わりがもてるような気がしています。 勿論、メイル下さる人たちが気持ちの良い人たちだということもありましょうがね。

2004.04.13(火) 10:42

点滴している姿をセルフタイマーで撮っていました。セルフタイマーを使うのも初めてだしどうもあまり うまくいきませんでしたが、久しぶりに曇った天気の病室で 点滴しながらコンピュータの前に座る私です。間抜けですねぇ。

いたってトラブルなく暮らし来て私はそう言えば絶食というのは、過去に一回のみ経験があったのでした。浪人時代に 友達と秩父の山の中をアルペンラリーのコースにそって走り回り、見事岩場に激突して入院した時の絶食です。 あれは辛かったなあ。腹へってしょうがない19才でかるいむち打ちのみで食べられなかったのは辛かった。今回は まだ一食しか抜いてないから、なんとも言えないね、ダメと言われると気になる、それが人間なんでしょうね。 禁煙は結局まじめに続いているし、もうあまり気にもならなくなった。

2004.04.13(火) 08:32

手術まで丸二日という所までやってきました。今日から絶食、水分のみ可という状態となりました。点滴も開始で あります。いよいよ、本格モードの序曲という所ですね。Norah Jonesと宇多田ひかるのCDもらったので、 iTuneに読み込んで聞いています。

この病室に引っ越した2日後くらいから佐藤病院への通信がおかしくなっていました。私のPOPサーバは主に キワ電のものを使っているので支障はなかったのですが、どうにも問題なので、いろいろ調べていましたが なかなか原因が分かりませんでした。今朝やっと原因が分かりました。なんと院内のどこかで、DNSなどが 走るサーバと同じIPアドレスに設定したコンピュータを繋いだのがあるんですね。私としては、入院の身(?) でもあり、大騒ぎせずに、サーバのアドレスをふり直して接続再開としました。


2004.04.12(月) 13:56

今日は、昼寝も楽しんでしまいました。でもあまり沢山寝るとあとでだるくなっちゃいそうな気がして30分位で おきました。噂もだんだん広まっているようで、ずいぶん久しぶりの方々からメイルを受け取るようになりました。 こんな時でなければ、すぐに飲みに行く約束したいぐらいの所なのですがね、ちょっと残念です。

2004.04.12(月) 09:01

昨日はゆっくり外出をして、 しゃばの空気 を楽しんできました。申し訳ないくらい楽しませてもらいました。 明日から絶食だ。


2004.04.10(土) 09:24 リンゴとコンピュータのこと

窓の外からお坊さん達の声が聞こえ来るなぁ。托鉢でもしているのだろうか。鎌倉は数あるお寺で修行が行われている ので結構いるんだよね。で、こんな話しをしようと思ったのではなく、昨日大坪君の持ってきてくれた村上春樹の エッセイを呼んでいあら、McIntoshとMacIntoshの話しが出てきた。後者はいわる、コンピュータのMacで、前者 はリンゴの名前、有名なオーディオメーカもその名前。Appleコンピュータがマッキントッシュの名前を付けたのは リンゴ繋がりだったのを今日始めて知った私だったのです。McIntoshというリンゴは和名は「旭」というらしく 日本で言えばあまり最近は店頭に多くならばなくなった「紅玉」に近いような種類。硬く酸っぱいリンゴに分類される ものですね。村上春樹もこの手のリンゴが好きだと書いてありましたが、私も、紅玉や青リンゴ好きでしたね。 でも最近は美味しいそれらを食べる機会がないのが残念です。美味しくても、ビジネスにならないと消えていく、 残念なことですね。
McIntosh紅玉

ちなみに、このリンゴを食べて残った芯の形にレントゲンで見えるのが大腸がんの アップルコア像です。

私自身はいわゆるMac使いではなく、UNIX -> NeXTときて、Macに流れ着いただけではあるのですが、Macの良さ にはかなり惚れています。しかし、いわゆるMac派の人と比べると、ちょっと違うなあと言われると思います。だって 私は、Mac OSXになる前のMacOSはどうにも好きになれないのです。そりゃWindowsと比べりゃ、旧MacOSの ほうがいいですが、それを比較するならNeXTのOSの方が良い。今度のMacOSXになって両方合わさってかなり 良くなったと思っています。このあたりは育ち方で感覚が違ったりするんですよね。

暇な時間をたっぷり与えられて、ガンガンプログラム書くのかと思ったら、プログラムも少しは書いているが なんだかんだと時間が流れていくんですよ。退屈する暇など全然ないのに、普段外来やりながら色々している 時とは違って時間が流れていく。このページを書くのは、今かなりメインになっているのかなぁ。さあ、少し プログラムしよう!

2004.04.10(土) 07:14

今朝も良い天気ですね。体調も良好特に変化無し、世の中今日は土曜日か。手術まであと5日。


2004.04.09(金) 20:08

今日は午後は循環器のチェック、小俣先生(循環器)が病室まで来て下さり、その後負荷心電図「マスター二段階テスト」 2段の階段 を上がって降りるのを3分継続するだけなんだけど、運動不足の私は、これでも結構負荷になるのなと感じ ます。これだと、狭心症のある人は変化がでるかもね。息はあがったが、心臓の方はねを上げなかった私でした。

夕方、大坪君が 来て、村上春樹のエッセイを二冊持ってきてくれました。レガッタの時の大坪さんの撮った写真 CDでもらいました。Panasonic LUMIX DMC-F22-Kかな、良く撮れている時はかなり味わいあり良いのだが、 少し暗くなると、やはりピント合わせのスピードや、シャッタースピードなどちょっと難しい面もありますね。 その点、Kiss Digitalはバランスが良い感じがします。 今日の私、大坪さんのフォトCDを見ている。

2004.04.09(金) 09:50

病棟用のWINE STYLEのインストールを今日はやっています。以前から使っていたiMacはメモリーが あまりに淋しくPantherのインストールができなかったので、手術室用の iMacが 治ってきたのでインストール 開始しています。鈴木亜矢子さんにコンピュータ病室まで運んでもらいインストール開始しています。 そのために、この病室にもハブを置きました。以前使っていたルータがハブとしても利用できたので使って います。最近のコンピュータは、イーサのケーブルがクロスタイプでもストレートタイプでも電気的に判断 してどちらのケーブルも使えるインターフェースになっていて便利ですね。

今朝から排便4回、渋り腹やっとおさまるかなぁ。

2004.04.09(金) 06:50

おはようございます。今日から3日間日本列島は晴れが続くようですね。気持ちの良い静かな朝です。 イラクでは人質で大変ですが。

久しぶりに連絡をして下さる方が多くて感謝しています。レストラン、シェ・ピエールの実質シェフ本間さん からもメイル頂きました。昨年はムール貝のシーズンに誘っていただいたのにおじゃましていないので今年は おじゃましますからね。あれ?ムール貝のシーズンいつだっけ、ひょっとすると今に重なっている?インターネット で調べてみたが旬のシーズン見つからず(日本ではあまり、ムール貝の季節を感じて普通は食べないみたいだね)

体調は基本的に変わらず、注腸のバリウム便は完全に出て、普通の柔らかい便にもどってきた。出だすと1回では 出ず、3,4回トイレに通う間が渋り腹で辛いだけです。


2004.04.08(木) 19:10 来週の今頃は

ちょうど手術まで1週間になりました。来週の今頃は午後から始まった手術が終わる頃かなという時間ですね。 手術は佐藤病院でしていただくことになりました。私としては、一番ありがたい条件が整いました。きっと このコラムも15日の朝早い時間まではかけるでしょうが、それ以後は、麻酔導入に向けて進んでいくので ちょっと書けないだろうからね。手術となると私も素人ですからね。辛いだろうけど経験できる楽しみも あるんですよ。

2004.04.08(木) 17:45 暇にまかせて花とおじさん

キワムのコラムからリンクを張っちゃいました。これに踏み切ったのはさっきまで阿久澤さんが来ていて、(彼は 今回の話しでだいぶ落ち込んでいた一人だったのですが)もういいんじゃないですかって言うもんだからリンク 貼っちゃいました。コラム書きながら、私におきたこのイベントに目をつむってコラム書き続けるのも可笑しい ですからね。今日の写真たち

やっぱり、入院して暇なんですね。おみまいにもらった花を「吉原師匠」の教えに従い、ちょうど逆行で写真に収める チャンスがあったので撮りまくりました。 お気に入りはこれ 暇な時に見てね。普段あんまり花をじっくり見ることが無いのに、写真 にするとじっくり見る私の性格って何?

今日の来院者、 琴井さん阿久澤さんiSightで本橋さん 三谷先生も顔だしてくれたけど、写真取り忘れてしまった。 今日の私

2004.04.08(木) 08:37 血液検査結果

白血球数 8860 /MCL, 赤血球数 474 マン/MCL, 血色素量 16.5 G/DL, ヘマトクリット 51.2 %, 血小板数 27.5 マン/MCL, MCV 108 FL, MCH 34.8 PG, MCHC 32.2 %, 白血球像 , Neutr 57.6 %, Stab %, Seg %, Eosino 5.0 %, Baso 0.3 %, Mono 7.9 %, Lympho 29.2 %, EBL 0.0 /100WBC, その他1 0.0 %, その他2 0.0 %, TP 6.8 G/DL, GOT 16 U/L, GPT 19 U/L, LDH 163 U/L, ALP 213 U/L, γ‐GTP 28 U/L, アミラーゼ 67 U/L, クレアチニン 1.13 MG/DL, UA 6.7 MG/DL, BUN 10.7 MG/DL, 血糖(空腹時) 90 MG/DL, 中性脂肪 90 MG/DL, 総コレステロ‐ル 179 MG/DL, Na 143 MEQ/L, K 4.4 MEQ/L, Cl 104 MEQ/L, T‐BIL 1.4 MG/DL,

2004.04.08(木) 07:20 佐藤院長還暦誕生日

今日は、佐藤院長還暦の誕生日です。おめでとうございます。出会った頃は還暦を向かえる頃のことなど 想像だにしなかったなぁ。

今朝の排便も昨日の注腸の残りのバリウム便でありました。昨日、絶不調で会社休んだ本橋さん、今日復帰出来る のかな、世の中グルグル回っているというメイル頂いたけれど。私は、排便後にお腹の存在を感じますが その程度で今日も快調です。


2004.04.07(水) 19:41 初日は

午後に入って、肺機能検査、心電図、出血凝固時間の測定、注腸とすすんだ。今回今まで受けた検査の中で 注腸が一番キツイかね。といっても、注入されるときに漏れないように我慢するのと、体の位置を変えながら 注入されなきゃいけないのがちと辛い。

病室は2床室に変更になった所を個室仕様にしてもらいました。部屋の写真も載せて起きます。 今日のページ は、朝から病室に現れた看護師さん、部屋の様子、検査技師さん、放射線科の技師さん、 一昨日のCTの結果、今日の注腸結果などなど.
夕方入れるはずだったIVHのルートも、注腸の結果、腸内の残渣が少ないので、術前2日前まで低残渣食で いいのじゃないかという結論になりました。お陰で、入院しているのがもったいない程になりました。
昼から縄先生が当院への就職のための2回目の見学と、夕方佐藤院長と縄先生の面接が私の病室で行われました。

今日の来院者、縄先生、渋谷先生、iSightで梅田先生

2004.04.07 09:53(水) 入院生活始まりだ

病室に入ると、看護部からの花がかざってありました。そこで、パジャマに着替え、血圧測って採血してそれらし生活の始まり、アナムネは自分で記入して下さいって 言われたので、今記入し終わった所。さっき、柳澤先生が顔をだしてくれた。今日の午後、IVHのルート入れて 下さるとのこと、そうか、早速今日から管付き人間の始まり始まりだ。病室に現れる人みんな写真とろうと思う んだけど、結構難しいね。撮るタイミングも考えないとうまくいかなそう。撮られるほうは勿論迷惑だろうからね。

しっかし、暇だ。プログラム始めよう。今日の注腸検査は午後1時30分からということになりました。


2004.04.06(火) 16:30 穴の孔に指をつっこまれるということ

この病気になってこの1週間で穴の孔に3回ほど指を突っ込まれた。ふだんだったらねえ、考えたくもないよねこんな事。 私は痔もあるので、この瞬間結構痛かったり、違和感が後引いたりするんだけど。RCの検査ということになると素直に ケツをつきだしてお任せするという素直な気持ちになれるのですよ。高圧浣腸というのも一度に3回しました。これも はじめての経験ではありましたが、以外と侵襲が少ないものでしたよ。微温湯を600mlタンクに入れ、それから繋がる ゴムチューブとその先につく挿入部。それでまあ結構な勢いで入れていくのだけど、いきなり強い便意も来ずじんわり 効いてくるものでした。

明日の注腸は、大腸鏡の時と違い、腸の中が水浸しではうまく造影剤がのらないので、浣腸をかけたり、ニフレックで 洗い流すような処理を検査のすぐ前には出来ないとの事らしい。明日もまた新鮮な体験ができそうだから、レポート 書きますね。

2004.04.06(火) 13:17

今朝から明日の注腸検査に向け、検査食「 ボンコロン」を食べています。お粥におふのみそ汁,夜はもうポータジュだけだそうで、コーヒーなどは幾ら飲んでも 良いというからまあ救いですね。この調子でいくと社会復帰のころは自然にダイエットも進みそうだね。そうそう、1000円 ヘアーカットにも一昨日行って来まして、これで一ヶ月ちょっと入院していても頭がボーボーになることはない。

13年位前に肝炎で入院した時は、それはそれは怠くて、何もする気にならなかったのだけど、今回は怠い訳ではないから ね、手術までは時間もたっぷりです。しかし、私も興奮していることは確かですよね。決して平静でいる訳ではないのです、 でも、思ってもどうにもならないRCの事は本当にあまり考えていないですね。初めてする注腸検査のことや、IVHを いれてもらうとどうなるのかななどが目下の興味の対象であります。

2004.04.06(火) 10:17

なんだか、まわりの人間の方がおろおろしていて困っちゃいますね。おろおろしても現実は変わらないのだから あまり無駄な事はしないほうが良いよね。昨夜、私の母親に話したんだけど、なんかさすが私の母親なのか 初めはバカなこと言っていたが、それなりに納得すると後はうるさくなかったな。「私に出来ることなら何でも 言ってね」と言っておりました。勿論「今はなんもありません」と答えた私でした。


2004.04.03(土) 13:24

今日は、これから第三北品川病院の外科部長足利先生を訪ねるのです。その時持っていくこの間の CFのポラロイドをもらいましたので、Kiss Digitalに取り込みました。
左から右へ、口側から肛側への大腸内視鏡の写真です。得意で無い方はご覧にならないほうが良いかもね。
IMG_0798.JPG IMG_0799.JPG IMG_0800.JPG

このページまだ公開はしていないけど、どこかでするつもりでいる私ですが、公開することにどういう意味を持つのかも ちょっとわからない。まあもうちょっとこのままやって、何かの決断できたら公開に踏み切ろうと思っている。

2004.04.03(土) 08:49 春眠暁を覚えず

結構、気持ちよくウトウトするんだよね。昨晩もベットに入って2,3分後には眠りにつき、気がつけば 朝日を浴びながら気分良く目覚める。職場に着いてもちょっとウトウト、気持ちは良い。気になるのは この気持ちよいウトウト、肝炎で入院する前のウトウトに似ているかな?

禁煙開始もう21時間になる。以外と出来ちゃいそうだね。吸いたくなるタイミングは同じ、今まで通り 車に乗っていても、コンピュータの前にいても、同じタイミングでタバコが欲しくなる。しばらくほって おけばなんとか大丈夫、気にすればするほど、気になる、当たり前か。


2004.04.02(金) 12:48 とりあえず最後のタバコ

まあ、なんだかんだと屁理屈こねながら16才からずっと吸ってきたタバコ、佐藤院長から手術を前にして 止めなさいと言われました。私にとってこれが結構現時点では一番辛い事になりそうです。最後のタバコの 儀式をどうしようかと思いましたが、現在この記事を書きながら「とりあえず最後のタバコを吸っています」 まだ沢山のこっていた一箱を握りつぶしてゴミ箱に捨てました。あぁ〜やはり病人なんですなぁ。ここで 「とりあえず最後のタバコ」の火を消したのであります。ジャーン!

来週7日から入院、絶食がスタートすることになりました。幸いコンピュータが使いやすい部屋に移動でき そうですので、ここに置いてあるコンピュータ引っ越しをその時させて、身動き出来る間はいろいろ続けて いくことが出来そうです。

2004.04.02(金) 腹痛 10:39

排便するとその後数回にわたり続く腹痛で眠れないのがいやなので、寝る前に排便するのをやめた。 おかげで快眠。その変わりというか、朝排便少量、車にのっている間も軽度腹痛、病院について 排便、久しぶりの下痢でしっかり量もでてこれでOKと思ったら、その後1時間半腹痛持続している。 診療できないほどの痛みじゃないんだけど、プログラム書くにはしんどい痛み。しかし、このコラム くらいは書ける程度、10分前に飲んだブスコパンが少し効いてきた感じ。多分排便を契機に腸の蠕動 が高まるんだろうな、その割にスムーズに動かず緊張状態持続、その間腹痛ってことじゃないかな。 大体午前中の終わりには解消して、その後は次の排便まではとても快調というののくり返しかな。 後4日、実際には2日位で産婦人科版のバンドルの元を作らないといけないからね。今まで、写真に かまけたり、ジグソーパズルで遊んでいた罰ということでしょうか? しかし、私は昔から試験 直前、一夜漬けがパターンでしたからそう簡単に変わるものではありませんね。

手術が13,14,15日あたりに予定されているようなので、あまり時間もないから、早くみんなに知らせて それなりの準備も始めなきゃね。外来もいつまでやるかも問題だ。


2004.04.01(木) 15年勤続表彰

昭和63年1988年7月1日に佐藤病院に勤務しはじめた。2003年7月1日で満15年で今日15年勤続表彰を受けたと いうわけ。その間最初の頃B型肝炎の発症で約1ヶ月病欠した以外は病欠なかったなぁ。

来るときは、「少なくとも6年はいてね」と院長に言われたのだけどよっぽど居心地がよかったと見えますね。 出来ることなら勤続20年かな、でもあまりそれにはこだわらずに行きましょう。

40才になった頃からよく行っていたこと「太く短くあわよくば永く」まあ、太く短くの部分は十分果たして いるから後は「あわよくば」というわけだから気楽に行きましょう。

RC(Rectal Cancer) 2004年3月31日

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