22.02.04 検査結果の自動取込みを設定する

指定したフォルダにHL7ファイルがあるとき、自動的に検査結果の取り込みを行います。

院内検査の連動を行なっているケースなど、特定のフォルダに結果ファイルが保存されるユーザ様に便利な機能です。


*OS10.6以上で対応しています。 

【注意】

設定する端末の管理者アカウントでVer822のインストールと自動取込みの設定をおこなう必要があります。WRLabTunesの環境設定で入力する「User」と「Pass」もその管理者アカウントを設定します。

*管理者アカウント以外のアカウントでVer822をインストールした後に、自動取込み設定をする場合は、管理者アカウントでログイン後、Ver822を再インストールしてから、自動取込み設定をおこなってください。

*インストールしたアカウントと異なる「User」と「Pass」を設定してしまった場合には、サポート業者までご連絡ください。

1_事前準備の注意.jpg

 

 

 

 

 

 

【設定方法】

1)Ver822を管理者アカウントでインストールします。

2)WRLabTunesを起動し、環境設定をクリックします。

3)検査結果自動取込タブで、1)の管理者アカウントの「User」と「Pass」を入力してから「自動取込み起動(要 再起動)」にチェックを入れます。

 

2_3)自動設定user_pass.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

*先に「自動取込み起動(要 再起動)」にチェックを入れると、アラートが表示されます。「OK」をクリックするとチェックが外れます。

 

3_3)アラート.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

4)再起動アラートが表示され、「OK」をクリックすると、「User」と「Pass」欄がグレー(変更不可)で表示されます。

4_4)再起動アラーと.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5)端末を再起動します。

6)1)の管理者アカウントでログインし、WRLabTunesの環境設定で検査結果自動取込タブを表示します。

7)自動取込みするファイルを格納するフォルダを作成します。

例)フォルダ名:「HL7AutoRead」 場所:Macintosh HD > ユーザ > 共有

8)フォルダを指定する右側の丸いボタンをクリックし、7)で作成したフォルダを指定し、「Open」をクリックします。フォルダのパスが表示されます。

9)「1番フォルダ内のファイル自動取込を行う」にチェックを入れます。

5_9)パス設定とチェック.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10)取込時間間隔を設定します。

11)端末を再起動します。

 

【取り込み後のファイルについて】

■「取込成功ファイルの削除」にチェックを入れない場合

・自動取込みに成功したファイルは、「DBImported」フォルダが作成され、その中に移動します。

・自動取込みに失敗したファイルは、「Failed」フォルダが作成され、その中に移動します。

・自動取込みが完了できないファイルは、8)で指定したフォルダに残ります。

■「取込成功ファイルの削除」にチェックを入れない場合

・自動取込みに成功したファイルは、削除されます。

・自動取込みに失敗したファイルと自動取込みが完了できないファイルは、8)で指定したフォルダに残ります。

 

【補足】

■自動取込する検査結果ファイルを格納するフォルダに、USB等の指定はできません。
 本体にフォルダを作成してください。 

■自動取込する検査結果ファイルを格納するフォルダの指定は2つまで可能です。

■設定を変更した後は、必ず端末の再起動をおこなってください。

■取込時間間隔の設定につきましては、各ユーザ様でご検討ください。
 間隔が短いと、端末に負荷がかかることになります。