RCのコラム 第4回 2004年6月

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2004.06.30(水)14:20 中島智生さん撮影の写真

 ダブルハンドレースで、パワーボートから 中島さんD70で撮影した写真 を使わせてもらいます。 空飛ぶZephyr や、 手をふる私 なども写っています。

 スポーツモードで撮ってあるので、キチンと撮れていますねぇ。

2004.06.30(水)08:25 6月も終わりですね

 時のたつのは早い物、6月も今日で終わり。私としては興奮するイベントも終わりちょっと気が抜けています。

 とはいっても、昨日は職場に新しい電子カルテ用のコンピュータ(G5)6台に環境をインストールして電子カルテ WINE STYLEを走らせるようにしたりで忙しい1日でした。今月はホスピタルショーもあり私自身は全面的な 参加はしませんが仲間がその準備に追われています。

 油壺では早朝から漁船の台風から避難のための入港が始まっているようです。私は今週末は先週のレースで 壊した部分を冷静な目?でチェックしなけりゃなりません。修理代も大変そうだ(涙)


2004.06.28(月)16:00 イベントも終わって

 なんだかんだと浮かれていたイベントも終わりました。そういえば、初島ダブルハンドレース参戦記にも ストーマの事は一言も書かなかったなぁ。何故って、ストーマの事はレース中ほとんど忘れていたのですよ。 下剤洗腸の目的も十分はたされ、結果的にはレース終了後から排便が始まりました。

 ヨットレースに同乗した服部君、参戦記の中で書いた、吐物と思われるような私の前を飛んでいった ビニール袋は、実は下痢便だったとのこと。船酔いした時って、嘔吐したい気持ちと同じように便意が 突然増すことってあるんですよ。私も昔経験があります。私も服部君もめったな事じゃ船酔いしないのですが 一昨日の船酔いはあの条件ならだれでもしそうな事件でした。服部君、実はゲロじゃなくて便だったと 告白した後、この時ばかりはストーマがうらやましかったとのこと。超揺れる舟の中、浸水したアカが ビチャビチャな中、ビニール袋に排便、ああ、大変だったことでしょう。

 舟もだいぶ壊してしまったので、これからいろいろ修復しなけりゃなりません。電動ファーラーのリレーの 水没で動かなくなった。ジブセイル、横3メートルくらいにわたって裂けた。浸水でよごれたキャビン内の ソファーなど、乾いた後の匂いが心配、カビも生えやすい季節だしなぁ。

 さて、落ち着いて、仕事モードに入りましょう。次イベントまではゆっくりしなけりゃ。

2004.06.28(月)15:12 初島ダブルハンドレース参戦記

 忘れないうちにと思い、 初島ダブルハンドレース参戦記 をコラムにしておきました。

2004.06.28(月)10:05 完走は果たしました。

 一昨日開催の初島ダブルハンドレース、完走は果たせました。しかし、入賞にはほど遠く、また 来年挑戦する課題が残りました。

 いろいろトラブルもあり大変だったのですが、詳しい内容はまとめた文章にしようと思っています。

 まあ、楽しく、充実した2日間を過ごしました。レースと翌日のパーティー。ヨットクラブの運営艇 からとった写真、パーティーの模様を ココ にアップしました。この一連の写真は、逗子マリーナヨットクラブの写真担当、 櫻井さんの撮影 スタート時のヨットの模様は、クラブのゴムボートからの撮影、波が悪いのでシャッターチャンスで波にあおられて、 微妙にアングルがずれてしまっているのは許してあげてください。

 スタートは良い位置で出ることが出来た 我々


2004.06.25(金)20:00 あと11時間

 スタートまであと11時間かぁ。結局あすの天気は梅雨前線がどの位置に落ち着くかによって違う結果に なりそうですね。蓋をあけてみなけりゃ分からない。夜中に逗子マリーナ入りして3,4時間しか眠れない なぁ。まあ、明日参加する人たちでたっぷり睡眠時間とれる人はいないだろうから条件は同じですね。

2004.06.25(金)13:30 あと17時間半

 鎌倉では風も少し落ち、雲が高くなってきました。雨もほとんど止んだかな。

 昨日の書きましたが、油壺ボートサービスの日高さんに、Photo Lounge素敵ですねとメイルしたついでに 写真一枚おくったら、あこがれの ABS Photo Loungeにその写真アップしていただいちゃいました。光栄です。

2004.06.25(金)11:10 あと20時間

 鎌倉はいま結構な雨が降っていて、南の風もけっこう吹いています。天気予報の範囲なのかな、しょせんこんな ものかもしれません。明日だって、去年みたいにどこかで結構強い風に見舞われるかもしれないですね。

 心が揺れている私でしょうか。こんな事書いているのは、でも、南向きの窓を少し開けているのですが、風の音 がピュウピュウしています。明日も単純に持久戦だけということはないかもね。

2004.06.25(金)08:52 あと22時間

 明日の風の具合は期待薄になってきた、長いレースが予想される。明日の今頃はスタート2時間後振り返るとまだ江ノ島は 視認できるあたりだろう。台風7号が発生しているが今週末は影響なさそう。明日は梅雨前線は今日よりは活動が 弱くなるような予想もある。南西の風が弱いもよう、行きは登り、帰りは微風のスピンラン、根気が試される レースになりそう。ずっと雨にたたられることはないと思うが日がさすかどうかは普段の行い次第かな。

 ストーマ話題。昨日の午後3時以降排便なし。下剤飲むのをもう一日送らせても大丈夫でしたね、今後の反省材料だ。


2004.06.24(木)18:30 レースへの期待

 今まで、ダブルハンドレースに出るなんてことを事前に回りに言いふらしたこともないのに今回は 4月から公言しているので、ヨット業界じゃない人にも知れちゃっていて、みなそれなりの期待をもって 明後日の結果を待っているみたい。

 どうもこうなると、自分勝手に酒で酔っぱらって、リタイアというのは許されない状況。まぁ望む所でも あるのだけど、自分で自分の首締めている感じもある。地球上ではひどい状況の中、私のような自分勝手 な盛り上がりなど出来ない人も沢山いるのは承知してはいるつもり、それなのに何やってるのと思われ ても、この時代の日本に生まれた事を感謝しながら長い1日を海の上で過ごしてきましょう。

 レースのスタートの緊張、命をかけた戦場にいるわけではない。それに比べりゃどうって事ないのだけど 多くの舟、今回は40隻以上の舟がスタートライン(ヨットの場合は、本部船とマークを結んだ仮想ライン) の一番有利なポジションを時間ぴったりに出ようと場所を争う。我々の舟は重さが7.5トンある、スピードは せいぜい時速10km前後であろうがそれでも他の舟とぶつかれば大きな被害がある中、どこまで突っ込んで いって有利なポジションを確保してスタート出来るか。舟の舵を持つ人間がとても緊張する時間帯である。 スタート時の20秒の差はあっという間に20分の差に 広がっていくほど、長いレースのスタートも大切。見えない初島を目指して一直線にコースを引けることは ない、どちらにシフトしながら走るか、どちらの海面が風があるか、我々レベルだとその日の風がどう変わり どこが有利なのかを予想するのは難しい。過去の経験からすれば、最短距離を走るのが結果的には有利、 大きな舟の帆を張り替え方向を変えてそのラムラインに乗せていくのは、二人だとつい手を抜くことになる。 緊張をどこまで保つことが出来るかが勝敗にかかわるんだけど、楽しみとのバランスもあるからね、今までの 我々のやってきたレースを急に変えられるものでもない。

 例年の風だと帰り道やっと江ノ島が見えるころに西に傾いた夕陽が消えていくことになる。 薄暗がりの中江ノ島の横を通り抜け、最後のフィニッシュに向かう時、沖や陸側に散らばっていた舟 の航海灯がフィニッシュ地点に集まってくる、フィニッシュ手前ではほぼ真っ暗になり、どの航海灯が ライバルの舟なのか区別が出来ない状態で最後の走りに精を出す。

 ヨットレースはハンディキャップレース(同じ舟は存在しないといっていいから)なのだけど、 同じクラス(ハンディが近い舟でグループわけ)で何とか入賞したい。まあ、我々の普段のレースの 楽しみ方からすれば今回は意気込みすぎなのでしょう。きっと。

 フィニッシュした時にライバルがまだフィニッシュしていないことを祈るばかり。そうなると 期待に応えたってことで、またいばっちゃう私かもしれましぇん。次の日のパーティでレースの話し に盛り上がる時、いい気持ちで話しが出来るように頑張ろう。

 そう言えば去年、14時間走って、最後タイムリミットの20秒前にフィニッシュした舟のクルー 「ほんと最後の30分間は痺れたよ」と言って、パーティーで美酒を飲んでいました。その後、5分以内でフィニッシュした 何隻かの舟、勿論タイムリミットオーバーで記録上完走できなかったわけです。そうはなりたくないね。

2004.06.24(木)16:15 準備状況

 昨夜21時半に下剤服用、昨夜は当直、朝4時半、病棟からと外来急患で起こされる。この時は反応便 ほとんどないが、お腹が鳴っておりました。朝8時頃から排便の量が多くなりだし、シャワーを浴びて パウチ交換、その後どんどん出るようになり、午後1時からの会議の前に6回パウチ内の便を処理、 後半2回はもう軟便、会議中も遠慮なく軟便が出るわ出るわ、1時間の会議の終わりにはもうたっぷり 爆発しそう、と思ったが見てみたら、まだ上1/4位は余裕があった。会議が終わって即トイレで、 その後もすぐ出てくる、最後は水様便になりまして、3時前に処理。そうしたら、もうその後、面白くない くらいに排便なくなりました。服薬から18時間、ほぼ下剤洗腸終了。全8回のパウチの処理ですが、 オリーブオイルをパウチ内に撒くようにしてから処理が簡単、1回3分位でしょうか、計30分以内 しかも特別器材は使わず、オリーブオイルを入れた100円ショップで買った携帯化粧水入れのみ。

 出だしてから終了まで6時間ほどかかりますが、正味は30分以内。私の場合は、1時間かかるという洗腸より下剤洗腸の ほうが楽ですね。条件としては、トイレにかなり自由にいける環境にあることになりますが私の場合は 可能なのでこれが良いみたい。もう何回か少しまとまって出るかもしれませんが、これで明日、金曜日から 日曜日くらいまでほとんどでないのではないでしょうか。まあ、日曜は、陸でのパーティーですから 問題無しですけどね。

舟のほうは、航海灯の最終チェックもしてもらったし、日没後もなんとか走れるね、そうだ、これを 読むであろう服部クルーに私信、「ねぇ。懐中電灯用の電池用意しておいてね、ぬかりはないと思うけど」

 空はだいぶ雲が厚くなってきた。カッパも長靴も用意しましたよ。明後日のために。



 ABSの日高さん のよにはいかないけど、鎌倉の西北西の空、夏至を過ぎ夕陽の沈む時刻はまだしばらく 遅くなります。この写真のように濃淡のないグレーだとオートフォーカスは空にピント合わせてくれません。 こんな空の下を走るより、どうせなら、 こっちの空の下を走りたいよなぁ。 どちらもカメラのレンズは目一杯広角にしていて条件同じで空をとっているのだけど、雲があると、奥行きが全然 ありませんね。


2004.06.23(水)08:06 レース準備開始

 いよいよ3日後の今頃は初島ダブルハンドレース、スタートして1時間経過している頃です。その頃に 良い位置にいるためにスタートはなんとか頑張って良い所から出たいと思っています。

 例年ですと、3日前から身の回りの準備などする必要なかったのですが、今年ストーマ初心者としては レース当日ストーマの存在を出来るだけ感じなくてすむように今日から準備を始めます。私の場合は 下剤洗腸(こんな言葉ないですけどね)をします。今日の夜下剤を飲み、明日から明後日にかけて十分 排便をすませて金曜の夜からマリーナに入ります。下剤洗腸後は2日から3日間は普通に食べていても ほとんど排便ありませんからレース中は集中していられることでしょう。

 これに加えて、腹帯をしてパウチを折りたたんで腹帯に挟んでおきますので、いろいろな動作の 時もパウチが気にならないというわけ。ショートパンツだけで日焼けしながらセーリングも可能 なのですが、天気予報は梅雨空でしとしと雨の中カッパを着てセーリングという可能性が大きいのが 残念です。

 今までだったら前々日の予定まであまり気にしなかったのですが、今年は体力的なことで リタイアしたくないので、他の事で無理しない状況を作っていどみたいと思っています。


2004.06.22(火)16:10 女性パワー?

先日、出身校の大学ヨット部の会に出席して、女性が現役の半分をしめていたという話しを書きました。 今朝、勤務先の病院でのエレベータでバイトに来ている女医さんに「先生の同級生って女性は何パーセント いましたか?」ってお聞きしたら、「入学時は30%、卒業時は留年してきた人も入れて40%、その頃 入学してきた新入生は50%が女性でした。」とのこと、この先生、卒業して10年目くらい。確か 出身校は公立大学だったと思う。我が母校は私立大学なので、この割合はまだ低いと思われるがそれでも 今は30%を越しているでしょう。私の頃は10%だった。

私の前の職場、県立病院の小児科、定員4人のうち、私の頃は25%が女医さんだったが、この前聞いたら 75%が女医さんになっていた。しかし、私どものような一般市中病院ではまだ女医さんの率は10−20% といった所だろうか。敬遠されているのかな。

電子カルテの仕事に携わっている我々のチームも女性の方が多いくらいですね。世の中女性パワーの台頭が いわれて久しいですが、本当に改めてみてみると実感しますね。

でも、まだなんとなくギャップがあるのですよね。私の手術に関連したドクター、放射線科1名、 循環器科1名、内視鏡(内科)1名、麻酔科1名、外科4名、この全てが男性医師でした。


2004.06.21(月)13:14 強烈な?癌患者

土曜日に海仲間のちょっと先輩と舟越しにバーバーの中で話しを聞いた。彼は私より4,5才上で20年ほど前 からヨットハーバーでお会いする、パワーボート系の海仲間。大学ではテニス部のキャプテンをつとめ活躍、まあ とにかく格好良くて、笑顔が素敵で、声が大きくて、会えばがっちりした手でしっかり握手してくる、素敵な存在だ。

その彼がなんと昨年8月大手術を受けたと二つとなりのバースにとまった舟の中から南風の中をついて大声で話すの ですよ。やれ、十二指腸の筋層側に出来た癌で、肝臓の一部、膵臓の1/3も含めて切除する大手術だったとか。 まあ元々の明るい性格とあいまって、元気なんだな。手術を受けた施設、スタッフにとても感謝の念をもちながら パワー全開という感じ、話し聞かなければそんなエピソードがあったと思えないほど。

私のヨット部の後輩のホームページの QandA欄にこんな言葉ありました。

何事もプラス思考で考え、感謝して生きる人。
そのような人は、病気の回復が早く、日増しにたくましくなっていくことを、私はこの目で何度も確認しています。

海仲間の姿をみて、このQandAのページを思い出してしまいました。

2004.06.21(月)10:00 まずは週末の報告

いよいよ今週の土曜日がレースとなった第16回初島ダブルハンドレース、その艇長会議に さきだって我々逗子マリーナヨットクラブが年2回行っている安全講習会を開催した 今回は 心肺蘇生三角巾の使い方、講師は 逗子消防署小坪の救急隊のかた3名。

その後、 受付艇長会議ウェルカムパーティーと続きました。

今週末は台風の影響で 風も強く、海面に楽しく出られる雰囲気ではありませんでしたの バースですごす一日 となりました。しかし、強烈な日差し、風があるので涼しいのでいい気になっていると 苦しむ羽目になるくらいの 強烈な日焼けとなりました。


2004.06.19(土)10:18 ちょっと重い話題

あるストーマ系のメイリングリストを読んでいて、重い話題に突き当たった。その記事にリプライを 試みたが、その中で一応の収束をみていたので、かき回すのがはばかれたのこちらに感想を書いちゃう。

あるストーマ歴15年の女性がパートで働いていた会社で認められ正社員になることになった。ひいては 会社の健康診断を指定しされた医療機関で受けなければならない。ストーマであることは会社には 内緒でいままで過ごしてきた。それが分かってしまうのが辛いし、好奇な目で見られるのがイヤとのこと。

医師に言う必要がないという意見も出ていたが、健康管理をする立場でそれも問題だよね。 会社の指定医療機関ではなく、かかりつけ医に診断書を書いてもらうというのが素直な所だと 思うが会社の管理上は難しいかな。かかりつけ医に健康診断を行う医療施設に紹介状をもっていく というのがスムーズに行く方法かもしれない。

健康診断をたのまれた医師の立場は、就労に関して支障無しとだけ健康診断書に書くのではなく 15年前になにがしかの原因で人工肛門になったが、現在健康上問題なくかつ就労に関してなんら 支障はない。と書くところが嘘がなく正しい診断書ということになると思う。前者と後者 就労に関する記載に差があるわけではないが、会社の健康診断は社員の健康管理をする義務がある ので身障者手帳が発行されている人の原因を会社が把握していないのも健康管理上問題ですね。

周囲から好奇な目で見られるのがイヤと言うのも分からないわけではない。私の最近の 経験からすると京都で先月末行われた研究会の発表の席上、話の導入で私の近況として 手術になった理由、経過、結果などをKeyNoteで見せてから実際の話題に入っていった。

その後の休憩時間、私の周囲を歩いている人の中に一部好奇な目でこちらを見ているのも 感じられた。たしかに好奇な目というのは気持ちの良い目つきではない。

それも一生に一度会うか遭わないかの人だから別にどうでもいい。毎日顔を合わすひとや 毎日でなくても1年に数回顔を合わせる人で一緒に仕事している人には、分かっていてもらった ほうがどれだけ楽かと思うわけです。

職場に復帰して6週間、もう周囲の人は私の健康状態話題にもしなくなってきた。当たり前なこととして 受け止めてくれている。まあ、私も、ストーマ生活が長くなってくれば、あえて人に言うということが おっくうになってくることも考えられるけどね。

まあ、こんなHP作って毎日書いているのだから所詮自己顕示欲が強くて目立ちたがり屋。こういう 性格の人間が、職場の健診を受けるのに悩みを持つわけもないが、それに真剣になやんでいるベテランの 人がいることに私自身ショックを受けたということです。


2004.06.18(金)09:08 そうそう、イカ墨ですが

12日の土曜日にイカ墨パスタを食べた話しを以前に書きましたが、なんとイカ墨の黒い便が茶色に もどったのはやっと今日からです。まる5日間イカ墨の色素が腸管壁にこびりついていたことに なります。タオルなどに着いたイカ墨は洗濯してもなかなか落ちないそうですし、なにかすごいな。 ストーマになる以前は、イカ墨の影響が5日間も続いた記憶はないのだけど、前は下痢がつらかった からそれほど食べなかったからね。そのせいか!

2004.06.18(金)08:17 障害者手帳効果

障害者手帳が交付されたので、いろいろ調べてみたが、私の場合現在おかれている状況ではあまり 恩恵が受けられないのが分かってきた。私の場合、東京から鎌倉の通勤を車でしているのでETCの 半額の効果は単体をとればかなりあるのですが、車を有限会社 キワム電脳工務店の所有にしている ので名義変更をしないと手続できない。しかし、それに伴う取得税の発生(300万までは非課税だが それ以上の値段の場合、普通に課税)自動車税も普通車まで全額、それ以上は差額分の減額という ことのようだ。とりあえず、次の車の購入の時は考えようかなということになりそう。

昨日の夕方購入したディーラーに行って話しを聞いてきたのだけど、丁寧に教えてくれました。 横浜で購入したものなので、東京の都税事務所にきいてもっと詳しく調べてくれることになりました。 区役所の福祉課によるとストーマ器材にかかる補助金も所得限度を超えているので支給無しとのことでした。

先日、タクシーに乗ったときに障害者手帳を提示して一割引いてもらいました。250円、貯金箱に ためておくことにしました。


2004.06.17(木)15:51 みんな頑張ってるなぁ

昨日に引き続き、大学ヨット部の後輩の話題を。卒業後脳外科に進みヨットも乗っていたが今では 趣味は空にうつり飛行機のライセンスもとって大空を舞っている後輩の阿部先生からメイルがあった。 彼の ホームページは本格派 、訪れる人も1日に500人以上だとか。私も含めて何もホームページ持って いるから偉いわけじゃなく、自己顕示欲が強い人がこのインターネットの媒体に出会っただけでも あるのだけど、それなりに続けている人はどこか根性入っていますね。


2004.06.16(水)18:06 色盲

ヨット部の新歓に参加して、ヨット部のメイリングリストに参加することになった。参加手続をして下さった ヨット部の後輩の岡部正隆先生に今日は面白い刺激を受けた。メイルを出す前に顔と名前をなんとか一致させ られないかと思いネットでサーチした、そうしたら、岡部さんが色盲でそれについてバリアフリーな世界を 提唱していることが分かった。本人ともメイルでやり取りして、いろいろ教えてもらった、現在ロンドンに 在住なんだけど、さすがネットの世界あっというまに連絡がとれて、彼も私のHPを読んでくれたし、私も 彼のページを読みまくった。

彼のプロフィール (以前の職場の時のもの)、それから 色盲の経験談のページ などから興味がわいて、彼が2年前に書いたという、 色覚の多様性と色覚バリアフリーなプレゼンテーション(大作12万字あり)も ざっとですがとても面白く読ませていただきました。世界的には、血液型のAB型の人より多くの人々がいるこの世界、 いままでここまで意識していなかったなぁ。

2004.06.16(水)08:17 大学ヨット部の新人歓迎会

10年ぶりくらいに ヨット部の新人歓迎会 に参加、若いパワーを少し充電させてもらってきました。医科大学の 学生分布はこの所女性がどんどん多くなり。ヨット部も現役部員は女子が半数をしめていました。この数年は ヨット部の30数年の歴史の中でも優秀な成績を続けて残している黄金期を迎えているようで頼もしいものでした。

江ノ島の海面で練習しているとのこと、応援に行ってやらねばと感じる夜でした。しかし、今週末はどうやら 台風6号が接近しそうで練習が出来る状況にはならなそうですね。私自身の来週末のヨットレースも今週末に 練習できないとなると、ぶっつけ本番的になりそうです。


2004.06.14(月)15:53 主治医に恥ずかしいと言われてしまった

一昨日の夜は私の主治医である佐藤先生と一緒にお酒飲んでいたのですが、誰かが 「こんな明るいストーマ患者いましたか?」って聞いたんですが、酒飲みながらクソ話になって まわりの人にパウチ見せている私がいたものでか、「明るいというより、恥ずかしい!」と 言われてしまいました。今日のコラムみて、この話しが書いてないよと指摘されちゃったので 書いておきますが、書かないですませたほうがよかったかなぁ私のタメに?

明日は、造影剤使ってCTのフォローアップすることになりました。朝食抜きの出勤だ。

そうそう、もう一つ面白い話題があった。私のまわりにいる連中、こぞって、大腸ファイバーで検査 うけると言い出しました。私みたいにならないように症状の無いときから定期的に検査しておくのは 良いことです。今までイヤだと言っていても、目の前に現実としての病気の結果があると、みんなどこかで 考え直すんだね。

2004.06.14(月)12:54 ちょっと遅かった梅雨の晴れ間

土曜日は案の定夕方は梅雨前線が南下し始めすでに曇りとなり気持ちの良い夕方をすごせませんでした。 舟に三々五々集まった仲間と恒例?の ビールパーティー。ここで、尿漏れ心配中の私のために薄型の ライナーを買ってきてもらって、 女性陣から使い方の指導を うけました。ライナーをしていると 安心で余計な神経を使うこともなく、そうなると実際に尿漏れも起こさないで快適に過ごせました。

イカ墨の料理って美味しいものが沢山ありますよね。私もイカ墨は好きなのですが残念ながら下痢を するのです。術前は食べた翌日下痢腹痛で通勤の車の中でお腹痛くなって、お尻を最大限に締めながら 職場のトイレに駆け込んだことが何回かあり、それ以来、イカ墨料理は敬遠していました。ストーマに なってから下痢しても始末が悪いだけで腹痛で悩まされることもないので、土曜日の夜 イカ墨のパスタに 挑戦しました。とても美味しくいただいて、日曜日に下痢はしましたが腹痛もなく美味しいもの 食べるならこれくらいは我慢出来るというレベルでした。パウチの中はイカ墨で真っ黒になりました けどね。

日曜日の昼はまだ梅雨前線が南下しきらず曇った海。そこで、我々のヨットクラブのゼネットの スキッパーのコバさんが レーザ級のディンギーの関東選手権 に出場しているに海面で出くわし 応援とあいなりました。60杯以上はいるという海面で上位5位くらいを走っていました。 しかし、本人はとても残念だったで、そのレースもっと上に行っていれば優勝も目前だったようで とても悔しがっていました。結果は2位と同点の総合3位だったようです。以前はワールドにも 出場している実力者なので不本意だったようです。

昼から突然バーベキューをすることになり湿気た炭の着火に時間がかかりましたが、市場で買って きた鯖の一夜干しが最高の味でありました。だんだん肉より魚が好みになってきたヨットクラブメンバー たちでありました。バーベキューの頃から梅雨前線がしっかり南下して ちょっと遅かった梅雨の晴れ間 になり、ついに夕方バーベキューの片づけのあとサンセットクルージングをすることに あいなり、爽やかスッキリでもちょっと肌寒いなか サンセットクルーズを楽しました。 夕陽を眺めるオヤジと堀さん(撮影服部) が今回のベストショットですかね。

まだ今日になってもイカ墨の影響は残って、新しいパウチも黒くなっていますが、尿漏れ心配からも 解放され楽しく週末をすごす事にあいなりました。


2004.06.12(土)11:20 台風一過

4号台風が熱低にかわって夜は結構雨ふっていたが、今は青空が見えている。先週のような抜けるような 空ではなく、雲も多く、ムシッとしているが、梅雨の合間の晴れ間。今日の午後の海はどんなだろうかね。 ミーティングが3時からに組まれているから海に出るチャンスはサンセットのあたりだけど、そのころの 天気どうだろうか?

昨日外来にいらした患者さんのお母様、帰りがけに、このHP読んでますって。そうなると仕事顔して すましてみたって、もうどうしようもない。私の心の中までお見通しということになりますね。仕事場の ホームページからは直接ここがたどれるようにはなっていないけど、探そうという気があればネット上 にあるものならたいてい見つけることが出来るものね。他にもこのページ見ている方で外来にいらっしゃる 方は、見てますって言ってよね、お願い!恥ずかしいから

どなたがこのページに付き合ってくださっているのだろう。意識することも時にはありますが、私が 想像できない方も読んでいるんですよねきっと。ですから、実はやはり私の心のおもむくまま勝手に 書いているんであります。直腸癌の闘病日記とはずいぶんかけ離れてきましたね。


2004.06.11(金)14:42 括約筋

尿漏れの心配が以前より出てきた感じがする。実際に漏れていなくても、なにか尿道の中を液体が移動したような 気がすることが多くなった。少量は動いているのかもしれない。今朝5時半頃目がさめ、尿意がかなりあったが、 あと1時間寝ようと、タオルケットにくるまった。うとうとしながら6時20分、「あれっ!ちょろっと行った みたい!」、パンツを触ると、濡れちゃったではありませんか。初めて少し意識があるところで尿漏れを 経験。

知り合いの方が前立腺の手術をして、術後まもなくなので、排尿コントロールがうまくいかないという話しを 聞いた。インターネットで前立腺癌の手術をした方の経験談を読んだら、2ヶ月くらいもどるのに時間がかかる という、訓練するには、肛門の括約筋を締める練習をすると改善してくるとのこと。お尻の穴を締めるように するということだとか。その話しを読んで、私たちストーマになった人間、お尻を締めようにも締める相手の 括約筋がないよ(笑)と思ってしまった。

冗談はさておいて、括約筋のように健康な時はあまり意識もしなかったものが、人間の生活のバックグラウンドを しっかり支えているのだなと実感。私の場合は、あまり気にすると、かえってうまく行かないという場合もあるの ではと感じていますが、まあ、ちょくちょく排尿にかようようにしましょう。神経が再び連絡を再開する回復過程 で試行錯誤をしている所なのかもしれません。指を動かす神経なら実際に動いている所を目でみることも出来て 脳にフィードバックもできますが、排尿もメカニズムというのは、それに比較して無意識のレベルがとても多く どこの筋肉をどう動かせばコントロール出来るなどということを理解するのも難しい世界ですし、生まれ出た 子供が発育しながら排尿コントロールがきちんと出来るようになるまでというのんは、それはそれは長い時間を 必要とすることです。短期での症状に焦ることなくこれも楽しんでいくしかないかな(楽しむために小さいパットでも あてておこうかな)


2004.06.08(火)14:42 53回目の誕生日

あまり感激することも無く自分の中では向かえた誕生日であります。先週だったか、仕事仲間のY子に、 「いいですね、誕生日二つあって!本当の誕生日とストーマの誕生日!」と言われたのを思い出しました。 ストーマの方は、7週と5日ですから人間で言えばまだ首もすわらず、ミルク、おむつのたびにピーピー 泣いているだけの赤ん坊ですね。1才、5才と誕生日を迎えるときはそれなりに感激なんでしょう。きっと。

話は変わりますが、逗子でヨット関連の写真をよく撮りますが、今日、 油壺の写真を撮り続けている方の HPを紹介してもらいました。逗子からヨットで2時間ほどの所にある奥深い湾ですが、緑や自然のものが 逗子よりずっと多くとても綺麗な所です。初めて油壺湾に浮かぶヨットを見たのは、かれこれ30年前です が多少は変わりましたが、まだまだ素晴らしい所です。写真もまたいいですね。見せ方もお上手です。


2004.06.07(月)11:49 梅雨入り前日

昨日から関東地方も梅雨入りしましたね。梅雨入り前の 最後の晴れ間、午後、舟を出しました。昨日、梅雨入りと いってもその前から梅雨前線はあがったり下がったりしていたわけですが、この季節梅雨前線が南にさがり、北の 高気圧に覆われている時が最高の天気ですね。爽やかで、そらも気持ち良く澄み切っていてね。これが梅雨が明けて 梅雨前線が北側にあがっていくと、太平洋高気圧に覆われ、蒸し暑い日々になるわけです。

舟の船底も、 以前と くらべると 綺麗に 塗り替えられました。術後初めて、ショートパンツ、上半身裸で舟にのりましたが、写真にとってみると 上半身は痩せて、 筋肉は落ち肋骨の影 が見えているんですね。

夜はさすがに 沢山飲みまして 、術後初めての二日酔いに昨日はなりました。でも比較的かるく収まりましたが、 二日酔いも適当にしてくれないとほんと飲み過ぎちゃいますからね。


2004.06.04(金)15:48 奇遇

私と同じ日に、電波時計を手に入れたnoriroさん、そろそろ腕時計が気になる時刻が迫っている。午前2時と 4時に自動的に電波時計で時刻を修正する機能、昨日夜中の2時は私は起きていられなかった。4時にどんな ように腕時計が動作するのか、楽しみ楽しみ。電波を受診するとき、秒針がメータのように動くのを今か今か と待っているんじゃないだろうか?

私自身が今か今かと時計をみていたが、特に変化なし。マニュアル読み直したら、午前2時と午前4時だって。 ガッカリ!時計をはずして寝る人を考えてその時刻に2度トライするということなのかな。時計を動かして 難しいのか、マニュアルに何度も時計を動かすなと書いてある。

noriroさんに訂正メイルださなきゃ。マニュアル目を通したつもりなのに、読解力が低下しているなあ。 やはり初老なんだ。

2004.06.04(金)12:44 夢でメシは食えぬ...のコラムに

昨日書いた53回のコラムに何人かの方が反応してくれました。自分自身の落ち込んだ気持ちをはげます気持ちで 書いていたのですが、いろいろな立場にいる人も同じような問題を感じて、なんとか頑張らなきゃと感じて いるのですね。日本の歴史の中でも最も豊かでこれでも平和な時代を過ごしてきた私たちは他の時代や地域では 信じられないような贅沢を味わいながら、それでも生きる喜びを求めて頑張っている人が多いのだなと感じた 次第です。


2004.06.03(木)07:33 復帰後の初当直

復帰後、5月は当直のデューティーを免除してもらっていましたが昨日からもとに戻って再開しました。 まあ、いつものように特に問題は無しでありました。変わった点と言えば、朝シャワーパウチの交換と いう習慣が増えたのでそのために時間のシフトが必要だった点くらいですが、今まで当直の朝シャワー あびずに惰眠をむさぼっていたのにかえって朝のシャワーが気持ちよい。

今日も、今出来る事を着実にを実行しましょ。

ストーマ用品の新製品でパウチ内に入れる消臭潤滑剤が出たというのでサンプル使ってみました。 水性の粘度の低いジェル状のものですが、水性のせいか、パウチ内の便が溶けるのでかえって始末 が悪いのでバツ、消臭もかえってへんな消臭した匂いがするので私の趣味には合わずというところ でした。


2004.06.02(水)08:22 腹帯のおかげで横GもOK!

術後、最初車を運転したときは、Gを感じるような運転はお腹の存在感がいやでした。最近は 前後方向のGならまだ大丈夫になっていました。昨日手に入れたストーマ用(?)の腹帯を して、今日は前がクリアーな朝比奈峠を楽しんできました。横Gも腹帯のお陰でそう気に なることなく、タイヤの表面をかるくひと皮剥くことが出来た感じで楽しめました。 体を動かす時にはとてもいいですね。

さて、体重が少し増えた。ちょっと食事節制しよう。


2004.06.01(火)19:39 気持ちの良い人間関係

同じ人生なら気持ちの良い人間関係ですべて行きたいものですね。イヤな気分を味わうと恨みや怒りがわいて くるけど、そんな環境に自分の心を置いておくととても惨めな怒りに満ちた世界に自分も浸ってしまいますね。

そんな中でも自分の心は前向きに明るく保っていきたいものです。今日はそんな気持ちが強く働いて夕方から 3時間ほど、じっくり今の自分にやれば出来ることに挑戦。結果はやはり良い方向に気持ちが回り始めます。 つい威張ってしまう私ですが、今週は爽やかな人間で行こうという気持ちが強く働いています。環境の悪化は 自分を鍛えることに繋がるのでしょう。

京都の研究会で会った素晴らしい仲間は、爽やかでファイトがあり姑息な手段を使わずプロジェクトに参加する人々を 気持ちよく努力する気にさせ、短時間では実現できなくとも着々と成果をあげていく。そんな仲間に私自身が いたことを改めて認識して少し優しく広い気持ちになれたような気がします。

今日の昼、ソリュウションの中島さんが、ストーマグッズをいろいろ持ってきてくれた。夜、試してみよう。

2004.06.01(月)09:23 梅雨入りか?

職場の体制も大きく変わった6月まあ、みんな頑張っているね。梅雨入りかと思われるような空模様だけど 昼過ぎには雨もあがるらしい。昨日の蒸し暑い日と比較して10度以上も気温がさがり、たまにはこんな時 ゆっくり雨の中の散歩なんていうのも自分を見つめるいい機会かもね。(と言っても出来ないけどね、 夜明けが早いのだから早朝にすればいいか!、きっとしない)

今月はほんとうにもう甘えていては許されない月になるだろうから、人の評価以前に自分自身もね。 今出来ることを今する気持ちでしばらくやってみましょう。スランプ脱出のために。

RC(Rectal Cancer) 2004年6月1日

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