RCのコラム 第39回 2007年5月

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2007.05.31 21:02(木) Seagaia meeting 2007

 今年もSeagaia meetingにでかけてきた。電子カルテ研究会なのではあるが、MedXML, Seagaia m eetingなのだ(全然説明していない)今年で13回目になり、毎回参加している。刺激的な方々に幾度となくお目にかかれた場 所だ。私にとっては偶然にもその中でも最も刺激的な人達、サイバーラボの面々と今年もお会いすることが出来た。素晴らしいリーダ ーのもと優秀な頭脳が集結して休むことなく仕事を続けている人達、当然ながらその技術や作品は素晴らしく高い所に上り、同じよう なやり方で迫ろうとも他の追従をもはや許さない領域に見える。

 彼らとの話しはお酒を飲みながらでも勿論豪快で楽しいのではあるが、今回はもったいないと次の朝に思うような時間だった。素晴 らしく発展した技術の一部を見せていただいただが、アルコールと共に多くの細かいキラメキが流れ去った。キラメキがあったことだ けは確かなのだけど。

 帰ってきてからは少しキーボードを叩く時間が減っている。さとなおに紹介されたAyn Randの「水源」、上下2段組103 0頁の大作に引き込まれたり、軽〜いドラマの「バンビーノ」の奥深い台詞に感じいったり、とにかく自分の姿勢を考え直してみたく なったと言うところか。少し自分を見直したところでアルコール抜きでサイバーラボを訪問したいと思っている。


2007.05.22 20:55(火) テレビ東京のインタビュー

 私は見たことがなかったのですが、「主治医が見つかる診療所」というテレビ東京の番組があるそうです。大腸がん特集をするとい うことで、アンケートとインタビューの依頼がありました。昨日の今日なのですが、大腸癌の話しということなら協力しないわけには いかないでしょう。

 何人にもインタビューするなかのワンカットということになるでしょうが、2時間たっぷりお話ししました。製作会社もコストダウ ンを迫られれているようで、ディレクター1人で今日は茨城の取材の後に鎌倉へ移動してのことご苦労様でした。

 久しぶりにカメラの前にストーマ披露してしまいましたが、放映されなくてもスタッフの皆様には勉強になるでしょう。

 私が言いたかったのは、人工肛門のQOLの高さ、無理して短い直腸で肛門残す方向ばかりに行かず、積極的に人工肛門の道も有り だよということと、こんなになるまでほっておかない方が勿論よいよということ。いざ手術となればインターネットから受けた恩恵( 平さんのページ)はとても力になったということかな?

 明後日から電子カルテ研究会(Seagaia meeting 2007)に行ってきます。ことしは、人数をしぼってじっくり 議論ということですが、私もあるセッションでお話しをすることになっています。出発まで1日半、お役にたてる話しをしたいもので す。木金土の3日間の研究会です。土曜日は我らが仲間、松原アーバンクリニックの梅田院長が代診に来てくださいます。今日はその 環境整備に1日使いました。新しい試みとして、代診の先生などにその環境を準備する仕組みをWINE STYLEの中に取り入れ たのでそれがキチンと動くようにやっていました。


2007.05.12 22:42(土) 3回目の鎌倉休日夜間診療所

 今日は開業してから、3回目の休日夜間の当番です。5時間弱で5人の患者さんを拝見。暇すぎでつかれます。もうすぐ終わりです ので、終わったら、すでに盛り上がっている仲間たちと合流する予定。とても夕方からエンジンかけだした仲間達に追いつけるはずも ありません。

 医師になってすぐの頃、バイトで夜間診療所に行った時とは緊張感も大違いです。

 最近はあまりPowerBookもいじらなくなったので、ここでその内部の環境整備、でもネットとの接続がピッチではどうにも 限界があります。ネットに繋がっていないとなにも出来ない時代になったと感じた時間でした。


2007.05.11 11:30(金) 老眼ももとにもどった

 連休明けでコンピュータの前に座った時、眼鏡をかけるのを忘れた。連休で遠くをみる生活をしばらくしているだけで、水晶体をコ ントロールする筋肉も解き放たれる。しかし、もう今日くらいからは老眼レベルももとにもどった。この2日間も電子カルテに新機能 を盛り込んだりしてすっかりディスプレー相手の仕事パターンにもどったからだ。

 服や靴を買うのが苦手でなかなか買いに行かない。高校の頃からサイズが大きいほうだったので買い物に行って自分にあったものを 見つけるのが大変だった。最近はデブ専もできそういった場所にでかければ私のサイズは真ん中で油断すると大きすぎる靴や服を買っ てしまうことが出来る店もあるのだが、そこまで出かけて行くのもなかなか重い腰が上がらない。デッキシューズの底が半分剥がれ色 もすっかり褪せたものをずっと履いていた。さすがにどこかで木っ端みじんに壊れても不思議ないくらいになったし、電車に乗った時 に足下が恥ずかしい気もするようになった。近くのABCマートの靴屋に行ってみたら、なんとか入るサイズがあったので、三足いっ ぺんに購入した。しかし、ちょっと冬向き系の靴だ。夏場は蒸れそうなので夏物がそろったころにもう一度買いに行こうかな。

 新しい靴の存在感を感じながら歩いたり、車運転したりしている。クーラーがいる季節になったねぇ。


2007.05.07 20:27(月) 元気なんだなぁ、先輩たち

 4日、午後から良い風になってきて、それでもDragonに乗ってましたが、体もDragonの運動に耐えるように鍛えていな いし、もっと軽風域での練習も足りない私(それでも一応スキッパー)やってましたので、クルーの皆さんあ豪快な風の中スピンラン をぶちかましかったようですが大人の(ビビッテる)私はスピン取り込めと合図して寄港。エンジン無しの船の着艇はとっても緊張。

 片付けて、船を洗った水が乾くまで食事に江ノ島内に出かけました。お目当ての煮魚を出してくれる店は午後3時だというのに長蛇 の列。しかたなくちょっと空いている食堂にならぶ、そしたら先客の中にお久しぶりの先輩がいるではありませんか。この先輩、 人生のタッキングで教えをうけた高城さん。江ノ島で船を直している最中だとか。。。まあその賑やかな事、たぶん平均年齢 は私の4,5歳上と思い受けしましたが、船を直す手順についての話し合いと思い受けはしましたが、あっちに寄り道、こっちに寄り 道の話しは大変盛り上がっていて、隣の席にたまたま座った私たちも声を大きくしないといけないほど。

 同じ趣味を持った気のあった仲間って、まあホント楽しそう。先輩たちの姿をみて、自分たちが大騒ぎしているのを外から見た気分 でした。あと6年たって先輩と同い年になった時、私はどうしているのでしょうかね?


2007.05.02 14:33(水) 偉そうなヒトと偉いヒト

 私の業界(医師)の中にはとりわけ偉そうなヒトは多い。ヒトの話しは聴かないのに自分の話だけ押しつける。人間としてのキャパ は狭いのにそれが分かっていない(自分の事を言っているようでもあり反省もしちゃう)。そんなヒト相手に仕事するのは困ったもの だ。まあ、それがまだ30代くらいだったらまだしも50越してもそんなのは困ったとしか言いようがない。

 こんな事書いていると「あんたがそうだろ」って声が聞こえて来そうだけど、私だって以前にくらべりゃ相当ヒトの話しを聞けるよ うになったのですよ。人の振り見て我が振り直せってことですよね。

 

 連休中にお会いしたヒト達は、ちょっとおかしなヒトはいたがみんな素晴らしい人生を送っている人達だった。自分より素晴らしい 人達と比べて自分を見つめ直すのは悪いこっちゃない。


RC(Rectal Cancer) 2007年5月2日

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