WineStyle 2.11はMacOSX Leopard(10.5)用のアプリケーション群です。ミドルウェアの充実と細部のチューンアップとデバッグが主な変更点です。ミドルウェアでは各種データベース(OpenBase, SQLite2, MySQL, PostgreSQL)との接続可能な環境を整備しています。
*( )内は対応バージョンです。()のないものは691までで対応したものになります。
[WINESTYLE]
- 付箋に炎のアイコンがある時は、押すごとに付箋とアレルギー欄を交互に表示します
- 付箋を書く際のカーソル位置を設定できるようになりました
- LabSecretaryを⌘(コマンド)+Wでも終了できるようになりました
- カレンダーの表示が新しくなりました
- ⌘(コマンド)+iで色々な場所でインスペクタ画面を開けるようにしました
- ⌘(コマンド)+shift+HでWINESTYLEのHelpページを表示するようにしました
- ダブルクリックによる削除を行なう際、削除の確認メッセージが表示されるようになりました
- 家族検索画面で項目別にソートができるようになりました
- オープンカルテのカルテ印刷者の記述が、ユーザグループ毎に変更されるようになりました
- firstResponderへのメニュー、「削除」「インスペクタを開く」「ヘルプをオープン」をサポートしました
- WINESTYLEコントローラーにて、カルテを開かなくてもメニューバーのツールのメニューをアクティブになるようにしました(一部患者様データと関連があるメニューは非アクティブのままです)
- 医師記録の一行目にフォントカラーを設定しても、フォントカラーが保存されなかった事象を解消しました
- 集計欄に特定器材が円単位のまま表示していた事象を解消しました
- 複数枚カルテを同時に開いていた時の付箋の表示の不具合を解消しました
- スケッチ、タブレットを使っている場合筆圧を線の太さに反映するようになりました
- スケッチ、Flpボタンクリックでシェーマの反転を表示出来る様になりました(692)
- 特別日付設定でのTabキーを押した際の動作を整理しました
[オーダセット]
- オーダのセットを作らなくても一時的に作成する機能(臨時オーダー)ができました。臨時オーダの内容をセットとして保存することも可能です
- オーダセットの「兄弟追加」「子に追加」の表記を「同列に追加」「次列に追加」に変更しました
- オーダセットで新しいセットを追加すると、自動的にインスペクターを開くように改善しました
- オーダセットの印刷物にセット名が印刷されるようになりました
- 共通ユーザーのデータを読み込んでいる時、管理者以外はセットの削除が出来なくなりました
[WordsPanel]
- カルテが開いていなくても、メニューからWordsPanelが開けるようになりました
- 新しいスクリプト「JihiMode」「ClickWordsPanel」が増えました
- WordsPanelの使用頻度を色で確認できるようになりました
[病名]
- 病名リストをセット化できるようになりました
- 転帰メニューの「中止」に「月末中止」「操作前月中止」が増えました
- "検索した病名"のポップアップ内で選択をすると、次回のポップアップ時は選択した病名が先頭に表示されるようになりました
- 病名リスト編集の「兄弟を追加」「子を追加」の表記が「次列に追加」「同列に追加」に変わりました
- 病名を検索せずにダブルクリックした時に未コード化傷病名となってしまう事象を解消しました
- 管理料を設定している病名の慢性疾患フラグを解除した際、管理料も一緒に削除されるようになりました
- 病名リスト編集にて、同列に同じ病名を2つ以上登録できないようになりました
[処方]
- 薬品整理棚(PrivateDrugStore)のOutlineView化とドラッグのサポート
- 処方の薬品メニューの変更をリアルタイムで実現
- 処方セットの分類ページの表示順番を変更できるようになりました
- 用法エディターにて項目別にソートができるようになりました
- 用法エディターにてカラムの移動場所を記憶するようになりました
- 用法エディターでの変更内容を即時に反映するようになりました
- 処方セットの分類ページの表示順が変更可能になりました
- 処方箋コメントがリスト化できるようになりました
- 標準用法がついていない薬剤を出した際、日数の変更を行なうと、頻度が一番高い用法の日数が変わってしまう事象を解消しました
- 処方コメントを入れると、文字が処方箋の枠外に印刷されてしまっていた事象を解消しました
- 薬品インスペクタの初期投与量の上下ボタンの動作を改善しました
- 薬品インスペクタの初期投与量の表示を小数点以下3桁にしました
- 薬品インスペクタのヘルプでWebのWineStyleマニュアルの処方のページを表示するようにしました
- 追加薬品の設定画面の表示が変わりました
- 処方内容がなく、処方コメントのみの場合、処方パネル上で処方コメントを操作しようとすると、WINEが固まってしまう事象を解消しました
- 処方パネルの上下サイズ変更時の可動限界を設定しました
- 処方パネルの最小サイズを少し大きくし、処方セットのボタンの文字サイズをリアルタイムで変更するようにしました
- 使用された用法キーの保存部分の長さを表示の通りにプログラム修正しました(695)
[処方箋]
- A4の処方箋の右側のカルテ部分に、オーダセットのセット名も印刷されるようになりました
- 生活保護の方の処方箋は、区分に「生活保護」と印刷されるようになりました
- 高一、高7の表示が正しくできるようになりました
- 6歳未満の患者様の場合、処方箋に「6歳」と印刷するところを「就学前」とすることができるようになりました
- 処方箋に総量を表示する設定をしている時に、単位が「包」の薬剤は総量も「包」で表示する様になりました。注意)WRDrugMasterで薬価更新が必要です。
[ミニ画像]
- ミニ画像をデータベースに保存する時、画像の圧縮率を変更できるようになりました
- ミニ画像に保存されたファイルをドロップアウトしたときの拡張子をTIFF、JPEGのいずれかを選択できるようになりました
- PDFを登録する際に、画質が乱れる事象を解消しました
[患者リスト]
- 患者リストのリスト名が空白のままだと固まってしまう事象を解消しました
- 患者リスト内でソートができるようになりました
- コメントのみ編集した時も、コメントが保存されるようになりました
[MultiAcceptance]
- 患者検索→選択した時に表示される診察履歴の医師名をフルネーム表示できるようになりました
- 受付個数を今までより2つ多く設定可能にしました(設定方法)
- 総合受付がなくなりました
[CLAIM]
- CLAIMの複数公費の処理の改善
- CLAIMでの個人情報の登録更新が行なわれた時、CLAIM送信先はリアルタイムでその情報を更新するようになりました
- 都道府県や市外局番がCLAIMで送信されてこない場合、WINE側で自動補正できるようになりました
- CLAIMで送られてきた受付情報に対して施設ID(JPNから始まるもの)の比較を行なうようになりました
- 自費診療の受付が送られてきた場合も、自費診療として取り扱うようになりました
- 主保険の有効期限の取り扱いを見直しました
- 公費単独の場合の受付・診療行為送信について改善しました
- 主保険がない場合、続柄を「本人」と表示するようになりました
- 全く同じ秒内に複数受付があった場合、受付がうまく表示されない事象を解消しました
- ORCAの保険者情報を自動取得する仕掛けを作りました(上級者向けです)
- 自費、労災、自賠責の保険が送られて来た時に、カルテ表紙の保険記号の欄に、自費、労災、自賠責と表示するようになりました(693)
[PatientSearch]
[その他]
- 外部ファイルで接続するデータベースを指定可能
これらの機能の他にもデバッグや小さな改善を多数行ないました。
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