RCのコラム 第32回 2006年10月

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2006.10.30 10:37(月) 仕事はいいね

 一昨日、昨日と睡眠時間は私にとっては充分だったのに朝起きると怠い。でも不思議な物で仕事はじめると元気になってくる。もう この時間は気分すっきり体も軽い。仕事って楽しい事のひとつなんでしょうね。

 レガッタ中の天気は秋の高気圧に覆われる予報のようだ、日本南岸の前線の位置の変化で様子が予報の様子も変わるようだ。今週末 季節外れの台風の影響はなさそうなので荒天でレガッタが中止ということはまずなさそう。あとは適当な風が吹いてくれればね。今日 は関東に北東風が入って雲も多いようだが風には恵まれている。

 昨日の夕方、船の燃料を満タンにしてレガッタ用の思い器材を積み込んだ。写真のようなサンセット、ちょっと港の外に出てみたい 気持ちになったが何故かこの時入港する船も多く準備の残りもあったので断念。ある山岳写真家が太陽を直接撮る写真コントラストを 落とすと雰囲気出るとのコメントが書いてあったので、カメラのピクチャーモードでコントラストを落として撮影出来るモードを追加 して試している。小さな写真では分かりにくいが大きくみると確かに納得出来る。


2006.10.29 18:10(日) ZMYC前のもったり

 レース委員長と、事務局長はまだクラブルームのカウンターでなにやらレガッタに向けた準備の仕事をしている。私は、コンピュー タを膝の上に載せてZMYC前のデッキでこんなのを書いている。やっと伝い歩きレベルの子や、浮かれた犬が行き来している。今日 は朝からノンアルコールの日曜日となった。明日はスッキリモードで仕事出来るだろう。

 風もなくあたたかく湿り気の多い日だった。こんな天候ではレースには不向き。かと言っても吹きすぎてもらっても心配事が増える 。適当に吹いてくれればと祈るのみ。夕食になにを食べたいかのイメージも今はわかない。そうね、まだ18時すぎたばかりだものね 。なにかこの文章も食べたいものがわからないのに、メニューを眺めているようなつまらないものになってしまった。

 虫の声を聞きながら気持ちの良い場所でもったりして書いているということで許してチョッ!クラブルームから昨日の艇長会議の説 明の修正文を錬っている声が漏れ聞こえる。スタッフに恵まれて幸せってとこか。


2006.10.28 10:16(土) 事前調整

 今夜は逗子レガッタの艇長会議、それに先立ち、昨夜鎌倉某所でミーティング。昨夜もミーティングしていろいろ決めなきゃいけな いことが残ったがなんとかなるでしょう。

 スポーツマンシップが前提ではあるが、ルールは年々細かな規定を要求されるようになる。ヨットレースに限った話ではなく毎日の 生活にしても同じ。ルールで縛らなくて良いような基本的な生き方をしたいものだ。昔の紳士なら腹を立てそうなルールでの縛り、g entleman であることはルールを守るより厳しいなのでしょう。勿論私はgentlemanとして胸を張れるわけでもない 。

 なんでも他人のせいにする生き方はしたくないね。生きること自体がリスクなんだから。だから毎日が面白い。

 決断しなければいけないことが多かったので終わってからつい飲み過ぎた。

 


2006.10.26 20:30(木) 逗子レガッタ

 今年の逗子レガッタ艇長会議まで後2日になった。今日までエントリーのクラスのことで紆余曲折があったがなんとか落ち着く方向 になったようだ。SEKINEさんはじめ計測に携わる方々にもお骨折りをいただいている。お陰様で参加者にとって面白いレースが 3日間行われそうな雰囲気になってきた。ルールの上で競い合うスポーツの世界だからルールがうまく適応され参加者が全力で闘える 気持ちの良い環境を整えたいものだ。逗子レガッタは参加者が各ハーバーに別れて行われるレースなので公式掲示板のあり方も今のネ ット技術を使い時代に合ったものにしていくもくろみもある、なんとか公平に便利に行いたいものだ。過去の慣習から抜け出して新し い道を探るのはちょっとドキドキする面がある。

 SEKINEさんにお礼のメイルしようと思ったが、お仕事の邪魔するのも気がひけるのでここにお礼書いたりして、、、、


2006.10.25 20:06(水) このページからのお友達

 7月8日にちょっとだけ花ごころでご挨拶した方から写真をお楽しみいただいているというメイルをいただいた。飲み過ぎ二日酔い もご存知で「飲み過ぎには注意しましょう!」というメッセージもいただいた。

 写真のアップや、ここに書き込むことも初老男の自己満足でしかないのですが、それでもちょっと楽しんでいただけたら嬉しい事で す。

 私自身もネットにあるいくつかのページを訪れるたびに元気をもらっている所があります。不思議なものですね。人間が他の人に力 を与える事って。同じような事を考えているヒトがいるのに安心したり、そのヒトのパワーで自分をちょっとだけ持ち上げてくれるよ うな気がしたり。

 今日来た患者さん、10歳は胸にメモリースティックを下げている。ただのアクセサリーではなくデータが入っているんだって、何 のデータだと思ったら彼が作り始めたホームページのコンテンツだそうな。私がコンピュータいじり始めたのは28歳の時、しかもカ タカナの文字をテレビ画面に出すだけでも苦労した。でも今は小学生がホームページ作り始めた。これこそWeb2.0世代だね。

 恥ずかしながらWeb2.0を今日までプログラムのバージョンだと思っていた私。これを呼んでドキッとしたあなたもネットで検 索してみてくださいね。


2006.10.23 20:02(月) 何かリズムが悪い

 挑戦するものが中途半端で伸び悩んでいる。熱中する楽しさをつかめないでいる。充電期間なのかなぁ。バイオリズム低下気味。何 かひとつでもいいから生産的な事しておこう。

 ということでプログラムひとつ変更。


2006.10.21 15:47(土) さあ、準備に

 ZMYCで開催する逗子レガッタが2週後にせまった。来週の土曜日は艇長会議。さて、いろいろ準備がまだ残っている。

 明日はHMYCの20周年記念パーティーに、ZMYC会長の名代として参加することにもなっている。週末モードに切り替えてが んばりましょう。


2006.10.18 17:03(水) 秋の臭いのする空気

 子どもの頃自転車で出かけた近所のお寺の境内。夕方が迫ってくるときの空気の臭いが思い出された。10歳くらいの時でも夕方の 空気は気持ちが良かったしどこか寂しさみたいなものもあったなぁ。いじめられっ子ではなく明らかにいじめっ子の方であったからだ ろうけど友情の希薄さみたいなものを感じていたような気がする。

 朝のワイドショーでイジメを取り上げているのをみると人間はイジメちゃいけないという大前提に立つのではなく、生命はイジメの 要素がもともとあるのだ、それをどうコントロールするのかという立場に立てないのかなぁ。もともと持っている悪い側面もちゃんと 認めないとねぇ。生きている間だずーっとおとずれるストレスにどう対応するかという基本的な対応の仕方もイジメられる時に学ぶの だと思う。

 小学校2年生の時に年上の子たちからイジメられた時の事を思い出した。

 あれも秋の空気の臭いのひとつとして覚えているのかもしれない。


2006.10.17 11:53(火) 一人の時間

 だれもいない部屋で、iTunesでBill Evansや「蒼茫」を聞きながらコンピュータを前に仕事。今日は30分したら 用賀に出かけてNetwork関連の環境整備にむけての打合せ。プログラムの方は昔サポートしていた機能を復活させた。プログラ ムも物作りでありその作業をしているのは楽しい。今、妹尾さんのピアノの音がだれもいない部屋に響いているのだけど、音楽作りっ てその創作物を享受する我々にはとても素直に入ってくるもの。何が言いたいかって、プログラムの創作と音楽や絵のように人間の五 感で捕らえるものの違いかな。人間の歴史と同じ長さを持つ音楽や絵の世界。あらためて考えて見るとホントに凄いものがある。

 人生の残り時間を気にするような年になって素晴らしい出会いが増えてきたように思う。仕事や遊びの毎日の中に生きている喜びを 感じられる時が多くなってきた。

 大切な物が沢山あると感じだすと人間はきっと臆病になっていくのだろう。後悔が納得できる範囲に収まるような毎日をどう生きる のでしょうかね。神があたえた生命への欲望って体や心が弱れば弱るほど強くなる。しかしきっとしがみつく事が幸せにしてくれる事 とは違うのだろうね。「老人と海」の爺さん、命に固執してなどいなかった。

 私が生きた昭和から今の時代ほんとに沢山のものが生まれ価値観も大きく変化した。しかし人間の感情って何千年も変わっていない 。良い時代に生まれ素晴らしい人々と出会う毎日、しかしまだまだ結論なんて出ていない。

 妹尾さんのピアノが僕にこんな感情を呼び起こした。


2006.10.16 14:24(月) ちょっとはしゃぎすぎ?

 一昨日、昨日と思いもよらないゲストをお迎えしたので、2日間飲み過ぎでした。いつもなら午前中までで昼からすっきりする二日 酔いが午後になっても続いています。

 「花ごころ」のママさんから携帯に電話が入り「妹尾さんがみえたわよ!」で始まったこの2日間。

 昨日のクラブレースに妹尾さん花ごころご夫婦もお誘いしたがあいにく結構な風が吹いていた。北っけの風だったので波はたいした ことなかったが、アビームで8ノットオーバーのパワーセイリング。江ノ島を越えたあたりからまた風があがり、軽装のゲストにスプ レーがかかる。ちょっと帰りの登りはしんどいと判断して烏帽子の脇でリタイアした。セイル降ろして逗子まで帰ったがそれでもスプ レーがコクピットに飛び込んでくる。ハーバーに着いた頃は少し風もおちついた。クラブのパーティーにも参加してもらい空も雲もき れいだったので、ちょっと風もおちついたサンセットへ。

 妹尾さんとお知り合いになったきっかけは、海の好きな彼がこのページをごらんになって気にいられたようで、CDとお手紙をもら い。そのCDに入っていた曲のタイトル「渚橋」の写真をお礼にアップしたなんてのがきっかけだった。

 妹尾さん、今日は三越でステージがあるとおっしゃっていた。酒にもめっぽうお強かったけど、きっと彼も今日は二日酔いだろう。 午後だとおっしゃっていたから、今頃、ちょっと気持ちの悪いなか、演奏しているのかもねぇ〜!

 P.S. ミュージシャンはもてる!って印象。


2006.10.12 16:16(木) 向上心か気持ち良さか

 ある人のブログで、ヒトはみな向上心があるという話しと、目標を設定してそれを成し遂げて満足しているみたいな事が書いてあっ た。

 私はというと向上心も少しはあるだろうが目標を設定してそこに達しまた次に向かうというタイプではないなと読んでいて感じた。 私の場合は目標に達するというよりいかに充実した時間をすごせるかということなのかなとも思う。脳内エンドルフィンが分泌される ところまではいかなくてもなにかに向かってテンションをあげているのが好きなようだ。

 でも目標に向かってというのとあまり変わらないかもしれない。だってテンションあげて時間を過ごしている最後にある程度の成功 を収めないと疲れただけの時間になってしまう。

 充実したプレ脳内エンドルフィン状態をすごすために目標をクリアーした時を望んでいるのだろう。

 ここ数日は脳内エンドルフィンの気持ちよさからはほど遠い。立ち止まってはいないが気持ちよく進んでいない。ハイテンションの 時はこのブログを書く気にさえなれないからね。

 友人からもっとこまめに更新しないとダメだよと言われたのもあるかもしれない。今日は18時終わったら用賀で地域連携へのステ ップに関するミーティングに行ってきます。


2006.10.10 12:02(火) ヒトの目に見えているもの

 土日は空気が澄んで色がとても綺麗だったので写真を撮るのも楽しかった。キワムの写真館や写真掲示板をごらんになっている方は おわかりだろうが私の回りに良いシャッターを切れる人達が沢山いる。私が映っている写真は勿論だし、レース中で私が舵を持ってい る時も他の仲間がシャッターを切ってくれている。ヒトによって見えている所が違うんだなと思うし写真の構図ということになるとそ れがもっと顕著なのだろう。他の人がシャッターを切った写真をみてもすごく自然に入ってくるのは私と見えているものが同じなのだ ろうけど、同じ所にいて自分にはこんなふうには見えていなかったと感じることもある。

 左のシャッターは私、右は加藤隆子さん。左の写真を撮っている時はそれなりに良いかなと思っていたのだけど、右の写真を見たら 私には見えていなかった世界だった。タカチャンは写真家とは言えないかもしれないけどカメラの腕はプチプロ(この「プチ」の使い 方土曜日にプチエリートと言っていたヨット乗りの感性が感染してしまった)と言っていい。文章+写真でプロとして出版物になって いる。デジカメでなくポジのフィルムを使っている時、一枚シャッターを押せば100円かかるという意識がずっとあったという。だ から一枚一枚への思いがデジカメで何回シャッターを押してもというのと違う。ポジで撮った一枚一枚の写真で深く反省したというこ ともあるのだろうけど見える感性がやはり違うのかなと思う。

 私は私だからヒトの見えるものまで目に見えるようにはならないだろうが私の見る目を少し変えて行くことは出来るだろう。そんな つもりで裏山を見つめていたらいつもと違う立体感で私の脳に画像が映ったような気がした。


2006.10.10 11:25(火) 2.5連休

 土曜日の昼までは仕事なので3連休とは言えないが、それに近い時間を過ごした。天気がよくしかも空気が澄んでいて、今までに経 験したことのない高潮が港の中の景色をいつもと違ったものにしていた。土曜、日曜と良く飲んだので、月曜日はお休みモードですご し夕方から撮り貯めた写真の整理をした。

 写真を整理していたら、13日に直腸癌の手術することになったという方からメイルが入った。私なんかほぼ忘れているのに近い状 態だったりするのだけど、私が手術することになった時にネット上の情報を探し回った時のように多くの不安を抱えながらこのサイト にたどりついたのでしょう。普段はあまりストーマ生活の事も書かなくなった。それは自分の意識のなかでストーマ生活のストレスが ほとんどなくなってきたためだと思う。新しく知り合いになったヒトにもストーマ生活をしていることを話すこともほとんどなくなっ たからね。最初は会うヒト全てに相手の気持ちも考えずにストーマ見せていたのにね。最初は私にとって必要な事だったのだと思う。 回りのヒトにみんな知ってもらうこと、何も隠さない事が私を楽にしていたのだから。日本中、世界中で今この時間も手術を受けてい るヒトがいるのだろうけど楽しい人生味わって欲しいものです。


RC(Rectal Cancer) 2006年10月1日

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