RCのコラム 第23回 2006年1月

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2006.01.26 11:10(Thu) 人事のお知らせ

 職場の社内メイルで「人事のお知らせ」が回って来るのだが、遂にそれに私の名前が載った。退職願をだしてから2ヶ月弱かかった がけど。

 自分の人事に関するメイルを受け取るというのは、他のメイルと少しちがう印象がありイメージを記念に残すことにしました。

 佐藤病院から鎌倉アーバンクリニックへの患者さんのご案内もスムーズに行きそう。佐藤病院では私の退職後小児科は閉鎖になるた め。ユーザの方々の中には、不便になるとなげく方もおられるでしょうが、よろしくお願いします。

 鎌倉アーバンクリニックの開院日記を今話題のlivedoorの無料ブログで展開しているが、個人と公けを分けるのが下手な私 としては、ちょっと混乱したりするところもあるかもしれません。ネットへの発信はだれが見ているか分からないところが面白いとこ ろ、読んでくれているかなと思うヒトはめったに読まず、えっ、あなたも読んでくれているのと驚くわけです。


2006.01.26 02:10(Thu) 当直

 当直も残り少なくなった。

 今まで28年の医師生活での当直の回数は約1500回、丸4年ちょっとということになる。私の当直は2006年2月いっぱいで 終わりになる予定、今日をふくめて残り5回だ。今夜の当直もそれなりに賑わっている。当直というキーワードで私の脳をサーチする といろいろ引っかかって来る。医師になったばかりの不安な当直から始まりいろいろあったものだ。

 小児科中心のクリニックで働くということは、私の知識や経験を十分生かせる所であるし、私自身も心にゆとりを持っていどめる所 だ。その余裕は、新たなチャレンジに必要なエネルギーになるだろう。

 今夜はめずらしく、これから生後6ヶ月の子が来院するという。夜中の2時という時間帯は一度寝てしまってから起こされるのは辛 い頃だが今日はまだ起きていたので大丈夫。さて、どんな子が来るのかな?


2006.01.24 10:54(Tue) 紙持ち

 お陰様で?股関節痛のほうはだいぶ治まってきました。やはり雪の上で滑ったのが原因。昨日はお腹に力をいれたらストーマ周囲の 筋肉がつった。別にストーマにあるなしに関わらず、ストーマが締め付けられて真っ黒になることもなかった。しかし、簡単にツリす ぎだな最近。

 話しは、変わって世の中、ホリエモンで大騒ぎ、あれほど騒ぐ問題かな?、虚業は昔からないわけではないしね。私の知人のあるI T関連の創業者、「上場して随分お金持ちになったねぇ」と言ったら、「いや、私はただの紙持ち」て言ってました。紙をお金に換え る保証はないってこと。


2006.01.23 20:54(Mon) 股関節痛

 土曜日の夜から日曜日にかけて左の股関節が結構いたかった。増えすぎた体重を支えきれないのか、はたまた、股関節への直腸癌の 転移か(これは殆ど考えなかった)などと思ってはいたが、昨夜電気毛布であたたまったらだいぶ今日は改善した。

 整形外科の先生に診察してもらったのだが、どうも痛いのは股関節を取り囲む筋肉の骨への付着部のようだ。なにかしませんでした か?と聞かれてあまり思い当たるものがなかったのだが、よくよく考えるとこれかと思うようなものがあった。

 雪の降った日に、逗子マリーナの中を首からカメラ2台ぶら下げて歩いていた時、ちょっと雪に足をすべらせてあたふたことがあっ た。若い頃だったら、何の後遺症も残さない程度のおっとっとだったのだけど、運動不足の固まった筋肉にとっては、何年かぶりに脊 髄反射から発せられる急激に筋肉への収縮信号だったのは想像に難くない。

 たぶんそのせいだろうと思うことにした。きっと数日で股関節の存在を忘れることだろう。昨日は痛い方の足だけで体をささえるの が怖かった。風呂から出て、パンツを履くときに神経を集中した。こんな経験てやっぱりちょっとショックです。


2006.01.18 12:25(Wed) いろいろ

 鎌倉アーバンクリニックのオープンに向けて無料のブログをやり始めた。公的な顔、私的な顔。使い分けるのは上手ではない。ネッ トサーチの上手なヒトはリンクなどなくてもどんどん情報を手に入れる。ネットサーチにはなんらかのセンスも必要なようだ。私では 探せない所を友人はいとも簡単に見つけてきたりする。

 そうそう、昨日見たTVに関して感じた事。最初は「Ns'あおい」、この番組、ひどい病院を舞台にそこで頑張るナースを主人公 に描かれている。病院の状況は、あそこまでひどい所はなかなか無いだろうと思うがまんざらウソとは言えない状況。今までだったら 、医師の態度を極端に描いたものに対しては素直に受け入れられないところがあって、見ていられなかったのだが、この番組の無責任 な医師やカッコつけただけの医師を描く姿をみていて、こんなヤツいないわけでもないよなと皮肉な目で見て楽しむことも出来ないわ けではない。楽しんで見ている自分がちょっと不思議、世の中の医療への素直な気持ちも出ているし、それを普通に見ている自分も面 白い。

 もう一つは、NHKのプロジェクトXの後のシリーズとしてはじまった「プロフェッショナル 仕事の流儀」で、昨日は「ひたすら ”治す人”であれ 小児心臓外科医・佐野俊二」。岡山大学の佐野教授が主人公。これまで現役医師のプロジェクトXものはなにか作 り込みがいやらしく感じたのだが、今回のは気分良く見ることが出来た。一番感じたのは、佐野教授が何回もいう言葉の中に出てくる 「失敗した」「死なせた」という言葉。今までだったら使えなかっただろうにと感じた。当然の話であるが、佐野教授は最大限の努力 をした上で上手く行かなかった。失敗だった。同じ失敗をくり返さない努力をする。失敗だったために命を落としたケースがあったと いう話し。先端医療にはこのような失敗はつきものだし、その上に医療の進歩がある。しかし、失敗などというはっきりした言葉を使 うとその言葉だけをとって訴訟になるご時世。言葉使いだけに重きをおいた気持ちのこもらない答弁が横行するなか、ストレートに言 葉を使う大切さを感じた。失敗を失敗と言える努力と責任。責任も後ろ向きになることばかりではなく前向きに努力することを許す社 会も大切だ。


2006.01.13 21:36(Fri) 亀山和明さんの絵を購入しました

 最近とてもお気に入りの 亀山和明さんのスケッチ、毎日ホームページを楽しみに今日はどんなスケッチかなと見ています。そうこうしているうちに原 画が欲しくなってきまして、今日、購入させていただきました。お近くなので明日職場まで届けてくださるとのこと。楽しみです。

 私も絵を購入するような年になったのでしょうかね。生まれて初めてかもしれません。


2006.01.13 11:00(Fri) 鎌倉アーバンクリニック

 3月に開業する鎌倉アーバンクリニック、正式な名称も決まった。(医)プラタナス 鎌倉アーバンクリニック。

 今日外来にいらした患者さんのお母さんから「先生、今度開業なさるそうで」と聞かれた。このコラムに書いてあったのをみてかな と思ったら、情報のでどこは鎌倉の市民向けの掲示板だそうな。ネット検索ではちょっと見つけられなかった。もう、情報を小出しに するより積極的に出していった方が良い時期にきたのだろうなと感じました。

 鎌倉アーバンクリニックは小児科メインで、内科も拝見していこうというコンセプトです。オープンの予定はこの3月半ばを目標に 頑張っています。場所は、 神奈川県鎌倉市扇ガ谷1-1-29 (クリックすると地図が出ます)大崎ビル2階。1階にはパシフィックブルーという美 容院、バーレーというバー。2階には菅歯科医院があります。鎌倉アーバンクリニックは、以前は焼肉屋さんだった所で、ここ数年休 業していた所を借りて改装することになっています。私もだいぶ前になりますが、この焼肉屋さんで美味しく食べた思い出があります 。

 この写真、勿論改装前なのですが、左が鎌倉アーバンクリニックの入口ですここから2階に上がります。茶色い扉はバーレーという バーです。右の写真は建物を交差点側から見たものです。青い三角屋根の部分とその奥が鎌倉アーバンクリニックの場所になります。 右側の2階は菅歯科医院。PACIFIC BLUEは美容院。

 ということで、現在17年間勤務した佐藤病院から鎌倉アーバンクリニックに移動する準備に追われています。


2006.01.12 17:42(Thu) だんだんせわしなくなってきた

 来週までに上げなければいけない、プログラム。鎌倉UCもあと2ヶ月くらいしか時間が無くなってきた。内装の図面はFIXした が、各種申請などがあとからあとから出てくるようになってきた。WINE STYLEの次のバージョンのカベルネに対する仕様の 詰めも行わなければならない。

 MacのIntel版が出てきたが、EOFの関係で現時点ではエミュレーターモードでの運用となる。スピードは問題無いレベル だが、もっとスカッと動かしたい要求はある。しばらくのんびりした生活してきたから、こうやって忙しくなるのも良いことだろう。

 昨日の夜中、再放送でみたプロジェクトXの次の番組も結構面白かった。周囲の状況からテンションあげなきゃならなくなるのも良 いような気がしてきた。

 さあ、頑張ろう!


2006.01.11 20:05(Wed) 正月の風邪がまだ、、、

 正月のどこで風邪をひいたのか?、2日のレースは帰りしっかりした雨に濡れたがその日は特に風邪っぽいとも思わなかった。自覚 したのは先週の当直の夜、乾燥した当直室の空気でとても喉が痛かった。それから咳がひどくなり、この2日ほどだいぶ楽になってき たがまだ完治とはいかない。普段は、風邪引いてもあっという間に直る方なのに、、、、

 成人の日を終わりとする2.5連休は思う存分写真を楽しんだ。8日のヨットレースの観戦から七里への間は、私はヨットの舵を持 っていたので、もっぱらシャッターはカトジと服部にまかせていた。写真掲示板に載せた写真もカトジ、服部のものがある。なにか自 分のカメラで写真とってもらうと自分がとったような気になるのは反省!Shark JのSEKINEさんはヨットに載ってもなか なか写真を撮れるときがないっていつも書いていらっしゃるけど、私たちの舟は写真好きが沢山いて、だれも私より基本的には写真の 腕が立つ。私の他に4人(カトジ、タカちゃん、服部、淳子ねぇ)シャッターを安心してまかせられるメンバーがいる。そのお陰で写 真館の枚数が豊富なのです。ですから、写真館にアップした写真の撮影は私自身じゃないときも多いと思ってこれからみて下さいね。

 8日のサンセットは神々しいものがあった、この写真は沈み行く夕日が照らした逗子マリーナの建物とヨットだけど、レタッチなし でこの色。西の空は雲と伊豆半島の間だはせまく、広がった雲の端からはなにかが海面に向かって落ちていくようなベールが肉眼では 見えた。写真でわりとはっきり映っているのは、風邪のために海に行かなかった淳子ねぇが大船からとった江ノ島方向のこの写真。

 この日は、海岸にいただれもが感激していたようだし、海からちょっと離れた所にいたやまもとさんも西の空を眺めていたようだ。 自然のドラマの中におかれると人間なぜかおごそかな気分になる。


2006.01.07 10:16(Sat) さてさて

 風邪の調子も昨日あたりからだいぶ楽になってきた。外来小児科医はほとんどひどい風邪にならない。新しい風邪が流行しはじめる と必ず軽い症状は出るのだけど、ほとんど1日で回復しちゃう。しかし、今回のはちょっと続いている。寝ている間だに悪化するみた い。乾いた空気で、鼻の粘膜がやられ、そのうちに鼻づまりで口で息をする、そうすると喉がからからになって夜中に目が覚めるのく り返しだ。

 でも日に日に改善はしてきている。普段体調が気になることのない私はちょっと調子悪いと能力ががた落ち、普通の仕事にはあまり 影響はないが創造的な仕事に対する意欲が俄然下がってしまう。なんだかんだ言い訳していると年齢そのものからくるテンションの下 がり具合に引きずられてしまうかもしれない。自分の精神状態をコントロール出来るすべをそろそろ学ばなければいけないかもしれな い。


2006.01.03 16:55(Tue) ちょっとのんびりしすぎ

 今年はいつもの正月とくらべてかなりのんびりした印象。そろそろ仕事がしたくなったのかな?

 大好きな箱根駅伝を見ることが出来ないことが多いのに今年は復路をけっこう見た。と言っても途中でテレビを見ながら寝てしまっ た。横浜にさしかかるとコースには雲が広がって選手には良いコンディションになってきた様子。その雲はきっとこれなんだろうと写 真を撮る。

 9区の逆転劇をみたあと、品川をトップ集団が抜けたところでまたうたた寝してしまった。気がつくとフィニッシュも終わりダイジ ェストが流されていた。なにか不完全燃焼な感覚が残った。

 さて、最後のちょっとしたイベントに出かけて来よう。


2006.01.02 02:43(Mon) ペースが狂う

 初詣に1日の午前2時半頃いったおかげで生活ペースがくるってしまった。1日も昼間は二日酔いとぼけーっとした生活していたの で、この時間でもおきている。2日はヨットレースなのだけど、どうも雨になりそうだ。軟弱な我々は雨の場合は出場辞退する予定な のだが、9時には出航出来る状態で集合の予定である。

31日、2005年最後のサンセットを海上から見ることができた。酒井さんもきっと七里ヶ浜で写真撮っていると思い、海岸に寄 っていった。しかし海上からは酒井さんをみつけられなかった、酒井さんが海岸から撮った写真で私の狙っているのが酒井さんのいる 所より江ノ島よりだったのがわかる。ちょっと残念でした。明日までは 酒井さんのページで見ることができます。


RC(Rectal Cancer) 2006年1月1日

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