RCのコラム 第17回 2005年7月

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2005.07.29 16:55(Fri) 辛味大根

 昨日写真をとったあと夕食をいつもの花ごころでいただいた。車なのでお酒なし。撮った写真をPowerBookに読み込んで、 女将さん、マスターと見ながら美味しい食事をいただいた。ゆっくり食事をしたが最後にまだお腹が空いている。ご飯のおかずに鯖の 塩焼きを焼いてもらいてんこ盛りの美味しいご飯をいただいた。その付け合わせで出てきた辛味大根、気持ち良いほどの辛さだ。

 昔の大根は辛かったが最近の大根は甘さを感じるものが多いくらいで辛いと感じるようなものはめったにお目にかかれない。この大 根、特別なものではなく、鎌倉の農協市場で買ってきたものだという。てんこ盛りのご飯が残ったので大根おろしのお代わりをして鰹 節を少し乗せ、酢と醤油を少しかけてご飯にかけていただく。美味しいのだけど辛いんだこれが。私はめったに辛い物食べても大汗か いたりしないのだけど、この時はどっと汗も出てきたし何より体がとても熱くなった。

 プーケットに行った時、ある店に入ったら、氷らせたタオルを出してくれたのを帰ってきてから花ごころで自慢したら、同じものを 最近出してくれる。辛味大根の後、2枚目の氷らせたタオルを出してもらい、火照った顔に押しつけた。いやはや気持ち良かった。本 当に体が熱くなっていたのだろう、2分もしないうちにタオルの縁取りの厚い部分以外は暖かくなってしまった。

 また食べてみたい、超辛味大根!


2005.07.27 20:01(Wed) 台風が来るとアクセス多い

 あえて5万アクセスを自分で取るのはやめました。大きなレースに参加した時もアクセス数は増えるのですが、台風前後の方が写真 掲示板のアクセスは増えます。都会で仕事しながら海が気になるヒト達が多いのですね。湘南に職場があるのを感謝します。

 今朝、逗子マリーナにいったら、鳩がアスファルトに体を埋めていました。どうやら昨夜の雨で羽の奥まで濡れて冷え切った体をア スファルトで温めていたようでした。かなり近くに近づいても逃げずしかも体の動きが遅かった。こんな鳩が4羽いました。


2005.07.25 13:16(Mon) 今給黎教子さんの感想が

 畑下栄さんの遭難から少し日がたって今給黎さん自身が畑下さんについてまととめた文章が ここに掲載されていた。興味のあった方は読まれるといろいろ納得出来る所があると思います。


2005.07.22 19:46(Fri) 関東はすっきりしない天気

 梅雨が明けてからスカッとした夏空にはなっていない。名古屋方面は随分暑いようだが、こちらはむしむしするけどからっと暑くは ない。今度の大型台風7号が通過するまで「夏!」という感じに湘南はならないかもしれない。

 明日も関東は北東風で湿った天気になりそう。鳥羽から三崎に向かっている船は向かい風ということになるかもしれない。昼はあま り風がなかった鎌倉だったが夕方はちょっと吹いていて気持ちよくセイリング出来るくらいの風だった。


2005.07.21 08:17(Thu) 鳥羽パールレースに出かけていった

 私のヨットのパートナー、服部が鳥羽パールレースに陸路出かけて行った。今回、僚艇の朝星に乗ってレース参加だ。私自身もヨッ ト初心者の頃、昭和50年代前半に2回参加したことがある伝統のレースだ。ヨットに乗り出した頃はそれこそ相模湾を横断するだけ で私たちにとっては大冒険だったので鳥羽から三崎までのレースは大大大冒険だった。といっても2日以内にレースは終わるのだけれ ど、それも風次第なのは自然相手のスポーツだからしょうがない。

 明日の10時スタートだと思うが、台風6号やレースが終わるまでには次の7号も発生するだろうけど、なんとか大きな影響がない うちに帰ってこれそう。参加艇は以前に比べれば減少しているけど60艇弱と聞いているので皆さんが無事に楽しいレースを出来るこ とを期待している。ちなみに先週末に逗子から鳥羽に回航した朝星は46時間かかったとのこと、帰りの方が風は後ろ気味だから良い だろうが、風が落ちれば暑い暑い夏の日射しだ。辛いこともあるけどやはり参加した人でなければ分からない楽しみがある。土曜日の 夕方逗子マリーナでBBQしながら帰港を待つ予定でいる、BBQが残っている間に帰ってこれるように願っている。


2005.07.19 12:51(Tue) ちょっとだけ相模湾のプレスボート

 レース中ミートした船から写真館見てますよと何回か声をかけられた今年の相模湾オープンヨットレースでした。この週末明けのア クセス数はいつもより多いですね。

 Zephyrからカメラを向けると、カメラ目線になってくれたりポーズをして下さる船もいましたので、出来るだけお答え出来る ように写真を撮りました。

 我々だけに限らず、相模湾近郊の船どうしの交流が深められるのは良いですね。あまり若い年代が入ってこないこの世界も少しずつ 新しい風が吹き込んでいるようにも感じます。

 私自身の体調も今のところ特に問題なく、ストーマの存在を忘れてレースを楽しんでいます。我々の成績としては嬉しいことか悲し いことか中盤の帝王と言えるくらい、どのレースに参加しても中盤を確保しています。


2005.07.13 19:30(Wed) PowerBook 17インチ / ホスピタルショー

 G5のPowerBookをひたすら待っていたのだが難しい状況だと判断してPowerBookの17インチを遅ればせながら 手に入れた。今まで使っていたPowerBookさすがに仕事に使うにはスピードの点でいらいらすることが多くなったのと、開発 者割引がなかなか魅力的だったためでもある。CPUのクロックが2倍以上速くなったのとメモリーはふんだんに積んだ贅沢仕様だ。

 メモリーを沢山積んでもCPUのクロックはもっと速くなってもらいたいものだけど、熱の問題、いたしかたないでしょう。Air MacExpressもついでにひとつ買って、ヒモ無し生活が出来るようにした。発売当時ほど画期的な感じはしないのは残念だが 、今回は我慢することにした。

 次のノートはきっとインテルになるんだろうなぁ。ちょっと悲しい。

 ホスピタルショーが東京ビックサイトで今日から行われている。電子カルテWINE STYLEのビジネスも本格的になり始めて きたので総代理店Sun Japanが今回は今までより倍以上大きなブースを出して展開している。明日は私も午後から参加の予定 だ。今まで以上の来客でスタッフもお疲れだった様子だ。明日は会場がしまったらスタッフの慰労会をスペインパルでやる予定。


2005.07.11 13:37(Mon) クラブレース

 ZMYC、クラブレース参加が少なくなった何年か前からコミッティー無しでレースを楽しもうという企画で時間差の航路ブイスタ ートで烏帽子回航レースをしている。レーティングでフィニッシュ時刻が一応同じくらいになるように設定しいるのだがなかなかぴっ たりには行かない。でも、昨日はまあまあだった。

 9時半スタートがアリエル、40分がジェネシス、10時14分が、ゼファーとモーニングスター、10時40分がティブロン。9 時半スタートのアリエルだがメインファーラーのトラブルで一度帰港、次のジェネシスもクルーの到着がおくれ5分遅れだったの、そ の後の船は5分ずつ遅れてスタート。モーニングスターは鳥羽に参加予定、そのレースに乗る服部が船に慣れるためもあり朝星に乗船 、ということでゼファーには朝星の矢住さんが乗ってくれる。加藤カップルはジェネシスに取られたので、こちらは不安がいっぱいの 女性クルーとコウチャン。昨日の前線通過で残った波が悪い。スタートは朝星に先行される、朝星が沖、ゼファーはちょっと岸よりで 変わらないスピード。江ノ島をぬけ、烏帽子の手前で見事に網にひっかりタックして沖だしを余儀なくされた。沖気味にいた朝星はそ のまま直進。これで水をあけられた。

 烏帽子まではクローズリーチだったから回って、スピンを上げる。見事にガイがスタンションを縫っている、素直に上がればなんと かなったものをトラブっちゃったので新人ばかりで大変。やっとのことまともに上げられるようになったと思ったら、安定していた風 がガラっと前に回っている。即、スピンダウンとなりました。こんななかジェネシスを一応とらえる。

 江ノ島がかわせないかなと思っていたら風がリフトしてなんとかタック無しで江ノ島にアプローチ、江ノ島の西側は川から流れ込ん だ水で茶色に染まっている。しっかり交わせそうだった風もヘロってきて江ノ島の回りとの潮でタックせざるを得ない状況。先行する アリエル、朝星もタック、沖からのうねりでかなり落とさないと走れない。そんななか、パワーいっぱいのティブロンがつっこんで来 る。「もう一度烏帽子回るの?」なんて言われながらゴボウ抜きしていく。また風もあがってきて、タックして逗子に向かう。南東の 風で江ノ島がブランケになるわけではないのに島のそばは風がみだれ潮と波で最悪。島に近づくなかれだ。沖気味に出てなんとか走り 出す。アリエルは江ノ島の側でとまっている。抜き去るがそのごアリエル、クルージングスピンを上げて迫ってくる。ティブロンは余 裕で先行して遊びながら走っている感じ。朝星は追い抜けそうだけどやっぱりダメ。アリエルのスピンに迫られた時、また風が上ぶれ してドーンと吹いてきた、アリエル残念ながらスピンダウンを強いられた。朝星と1分差の3位でフィニッシュ。

 ミッチャン、ずっとジブシートについていたので、だいぶ習熟した。


2005.07.09 08:26(Sat) 自分を包む空間

 横浜新道で黒いゴルフをみてカトジかなと思ったら違うヒトが運転していた。横横の出口でタンポポ色のS2000、こちらはツボ ちゃんでビンゴだった。走っている姿はカッコ良い。運転している本人より回りから見た方が良いのかもね。

 以前、1970年代のMG-Bに乗っていた時、ワイヤーホイールにして、センターロックはハンマーで叩いて締め込むタイプの羽 つきロックを使用していた。これ、走っているとくるくる回っている姿が美しい。でもね、運転している当人には絶対に見えないアイ テムで自分では楽しめない。

 今の前に乗っていた車はマフラーを変えてちょっと良い音にしていた。しかし、これも乗っている本人より後ろについた時に聞こえ てくる音や駐車場で走り出す音を外から聞いていた方がよかった。運転している本人は後ろで聞こえるほどの音はしない。夜中に家に 帰る時に周囲に音の心配することはあってもね。ということで、今の車はノーマルマフラーのまま。

 自分が味わえるのは自分自身を包む空間で外からみた自分ではない。気分が良いのは自分を包む空間だ、人間関係だったり、コンピ ュータのインターフェースだったり、車のシフトノブを動かしてギアーの入る感覚だったり。サンセットクルーズに身を置く空間だっ たり。ちょっとそんなつもりで自分と周囲を見てみようか。


2005.07.07 17:57(Thu) 海に生きる人達

 今給黎さんの掲示板、興味のある方はすでに読まれているでしょうが、 これと、 これと、 これと、 これはいろいろ感じさせられました。海で生きるヒトたちの厳しさと優しさを感じます。海そのものの様にも思えて来ます。

 日本からサンディエゴへの航海を思いとどまるように説得を頼まれた「よこすか」の船長の言葉、

 教子さんから畑下さんを出港させたら途中で死んでしまう、船長しか止めることはできないのでなんとか止めて欲しいと言われまし たが畑下さんから「石田さん、潮のかおりは何とも言えない気持ちの良いものだ石田さんもわかるでしょう」と言われ止めることはで きませんでした。

 と書かれていましたが、この言葉に納得してしまいます。私自身は以前にも書きましたが、長い航海が出来る人間ではないので近場 で海を味わっているにすぎません。海難事故は多くのヒトに迷惑をかけることではありますが、海難事故を支える人達の奥深い心には 何か新鮮な感動を覚えました。あくせくした世の中でチマチマした生き方をしなければならない毎日ではありますが、生きることの奥 深さ、あらためて考え直してみたいものです。

 今、鎌倉に雷雨がやってきました。大粒の雨が降っています。


2005.07.06 16:12(Wed) MIYAについて

 MIYA,畑下さんについての情報を私は、今給黎さんの掲示板から得ていました。今給黎さんには、ABSで偶然お会いして半時 ほどご一緒させてもらいました。その時も、畑下さんのお世話をしていらした合間でした。

 今給黎さんのなんでも掲示板を見ていましたら、MIYA号を発見した 第十八常磐丸の機関長からの発見当時の模様を伝える投稿がありました。この記事と、それに応える 今給黎さんの書込を見ていたら、目から涙があふれてきました。

 我々が経験した海での辛い体験などたいしたことはありませんが、荒れた海の中での曳航がいかに大変か想像はつきます。シーマン としていっぱしに行動する方々は、海での辛い経験がその優しさの元になっているのでしょうね。


2005.07.04 13:37(Mon) 地球という惑星にいる

 大気が速く動く時、空は高さと奥行きを感じさせてくれます。そんな中に包まれているとこの地球という惑星にちっぽけな命として 長い時間の流れの中に生きているのだなと感じられます。

 7月2日はどんより曇った梅雨空でした。しかし、伊豆半島と富士山のシルエットがこの季節にしては珍しく見えました。ヨットを 午後4時頃から7人乗って相模湾に出ました。相模湾は日本の沿岸にしては珍しい煙突が立ち並ぶ工場が無い海岸線が続く場所です。 沖に向かって珍しくまじめにセイリングのチェックなどしていると、大きな客船がいます、本船航路からはずれた相模湾には珍しい光 景です。富士山と江ノ島を観光しに入ってきたようでした。この「ぱしふぃっくびいなす」は国内だけではなくハワイ、アラスカへの 観光クルーズをしている客船でした。

 そうこうしているうちに、空を覆っていた雲がどんどん消えていき、サンセットの時には、夕陽と、ダイナミックな雲が私たちを包 みました。ヒトの顔は自然に優しくなります。乗員の口から「いいなぁ〜!」とくり返し出ます。素敵な友達にはこの気分を味わって もらいたいのですが、こればっかりはその日の天気次第ですので、予定してその時だけ参加は難しい。海上係留ヨット乗りの特権です かねぇ。


2005.07.01 12:58(Fri) 鈴木島男を見ていて

 DVDレコーダにとってあった、「恋に落ちたら」の鈴木島男を見ていて、これほどではないが、私もガンガン集中してプログラム を書き続けていられる時があったのを思い出した。あと10才若い脳が欲しいと思った。

 そんな事もあったので、今日の午前中のあいている時間は出来るだけ集中してコーティングしてみた。やはり、習慣と訓練か。


RC(Rectal Cancer) 2005年7月1日

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