1. WR Words Panel は、カルテの入力を簡略化するためのツールです。入力は以下の4つのモードがあります。
1) ボタンのタイトルをそのまま入力
button title のみ
2) ボタンのタイトルとは違うRTFを入力
button stringを書く
3) 指定したファイルの内容を入力
指定ファイルの内容を書く
4) スクリプトにしたがった入力
スクリプト
2. button title のみ
これを選択した場合は、button titleの欄に書かれたものが、カルテのテキストに出力されます。
3. button stringを書く
これを選択した場合は、word panelのマトリクスには、button titleが表示されていますが、カルテのテキストには、button stringに書かれた内容が出力されます。
4. 指定ファイルの内容を書く
この場合は、指定ファイルで設定されたパスのファイルが読み込まれ、それが、カルテに出力されます。
5. スクリプト
これは、スクリプトに書かれた内容を解釈して、その結果をカルテに出力します。
6. スクリプトの文法
① 区切り文字列
「,:,」が大項目も区切り文字列になっています。
② 大項目で現在サポートされいるもの
「Shochi」
「LabExam」
「JihiMode」
これは、処置パネルを開いてそのセットを選択したのと同じ動作をします。
まず、区切り文字列の前にShochiと記載します。
区切り文字列に囲まれた2番目のフィールドには、buttonStringと記載された場合は、button stringの内容がカルテに記載されます。それ以外の文字列の場合は、その文字列が、カルテに記載されます。
2番目の区切り文字列から最後までの間に、ShochiパネルのNSBrowserのパスを「!」(イクスクラメーション・マーク)で区切って記載します。
今は「Order」を使用しています。Orderはオーダ・セットを選択しておいてインスペクターパネルで「オーダをコピー」のボタンを押せば設定されます。Orderはパスではなく、idを指定するのでオーダ・パネルでセルが移動しても使用出来ます。
区切り文字列の後ろの文字列がbuttonStringと記載された場合は、button stringの内容がカルテに記載されます。それ以外の文字列の場合は、その文字列が、カルテに記載されます。
それに引き続き、受付テーブル内の体温情報がカルテに記載されます。
サービス・メニューのWineServiceProtocolへサービスを要求できます。
区切り文字列の2番目のフィールドは、WineServiceProtocol のサブ・メニューにあるタイトルです。現在は、ReportSecretaryのみです。
3番目のフィールドは、ReportSecretaryへのパラメータで、現在は、照射録、入院診療計画書、カーデックス、退院総括、服薬指導依頼の5つのサポートです。
4番目のフィールドに記載された文字列が、ReportSecretaryに初期の文字列として渡されます。
区切り文字列の後ろの文字列がbuttonStringと記載された場合は、button stringの内容がカルテに記載されます。それ以外の文字列の場合は、その文字列が、カルテに記載されます。
それに引き続き、firstResponderがカルテ記述部分に移動します。
区切り文字列の後ろの文字列がbuttonStringと記載された場合は、button stringの内容がカルテに記載されます。それ以外の文字列の場合は、その文字列が、カルテに記載されます。
それに引き続き、firstResponderがカルテ記述部分に移動します。
3番目のフィールドの数字によって、入力されたフィールドの文字列の先頭からその数字のところへジャンプします。
区切り文字列の後ろの文字列がwineBundleのバンドル名。
例
PerformClickButton,:,History
Historyバンドルのボタンが押されたの同じ状態になる。このスクリプトの3項目目からはもう一度スクリプト解析が行われる。
区切り文字列の後ろの文字列がwordPanelのタイトル名、そのワードパネルを開く。
新機能:wordPanelのタイトルのフィールドを.:.で区切るとその後の文字列がtextとして書き込まれます。buttonStringとすればbuttonStringの内容がtextに書き込まれます。
例
PerformChangeMatrix,:,MainWords
PopUpMenuのMainWordsが押されたの同じ状態になる。このスクリプトの3項目目からはもう一度スクリプト解析が行われる。
区切り文字列の後ろの文字列がWRSketchPad.bundleが開くファイルのパス名、そのパスの画像を読み込んでスケッチパッドが開きます。
例
PerformOpenSketchPad,:,/Users/kiwamu/Picture/レントゲン/胸部.tiff
スケッチパッドを開いて、ゴム印ボタンで、/Users/kiwamu/Picture/レントゲン/胸部.tiffを選んだ状態と同じになる。
区切り文字列に囲まれた2番目のフィールドには、buttonStringと記載された場合は、button stringの内容がカルテに記載されます。それ以外の文字列の場合は、その文字列が、カルテに記載されます。3番目のフィールドには、血液検査Do検査のデータが羅列されます。このデータを得るには、血液検査の結果表示を行い、その中で登録したい検査の日付の欄をクリックしておいてから、WordsPanelのインスペクタで、「血検のコピー」ボタンを押します。
例
LabExam,:,buttonString,:,WineObservationDo:!2A010000001830101:1!2A020000001830101:1!2A030000001830101:1!2A040000001830101:1!2A050000001830101:1!2A160000001830100:1!2A160000001830151:1!2A160000001830152:1!2A160000001830153:1!2A160000001830154:1!2A160000001830155:1!2A160000001830156:1!2A160000001830157:1!2A160000001830163:1!2A160000001830177:1!2A160000001830178:1!3A010000002327101:1!3A020000002323200:1!3A020000002323251:1!3A020000002323252:1!3A020000002323253:1!3A020000002323254:1!3A020000002323255:1!3A020000002323258:1!3B035000002327201:1!3B045000002327201:1!3B050000002327201:1!3C015000002327101:1!3C025000002327101:1!3H010000002326101:1!3H015000002326101:1!3H020000002326101:1!3H030000002327101:1!5C070000002306101:1
血液検査LabSecretaryを開いて、セットを選んだ状態と同じになる。
区切り文字列の後ろの文字列が付箋に日付に引き続き挿入される。その後に他のスクリプトを続けて定義出来る。付箋は挿入ごとにセーブされる。
例
InsertPostIt,:,インフルエンザ予防接種1回目
付箋に 「2005.01.06 インフルエンザ予防接種1回目」が書き込まれる。このあと区切り文字列の後に他のスクリプトを設定できる。
追加する先の文章の最後の文字が改行では無い時は改行を追加する。2番目のフィールドには、buttonStringと記載された場合は、button stringの内容がカルテに記載されます。それ以外の文字列の場合は、その文字列が、カルテに記載されます。NeedsLineFeedで改行以外の書込をしたくない場合は2番目のフィールドは長さの無い文字列を設定する。
3番目以降に他のスクリプトを設定できる。
日付のoffsetを指定してカルテ記載の日からそのoffset分がずれた日付を日付のformatにしたがって出力します。2番目のフィールドには、offsetする日数を記載します。1なら1日前、2なら二日前、-1なら一日あと、-2なら二日後の日付になります。3番目のフィールドは日付のフォーマットで「%m月%d日から」と書くと%mに月が入り%dに日付が入ります。%yは05など西暦の下2桁%Yは西暦4桁が入ります。
4番目以降に他のスクリプトを設定できる。
DocumentSupportを自動的に開く。2番目のフィールドにDocumentSupportで開くタイトルを入れる。これにより、DocumentSupportを2番目のフィールドの項目名で開き、対象とするカルテの個人情報をDocumentSupportに書き込む
3番目以降に他のスクリプトを設定できる。
血液検査のセットを指定して、ボタンを押すと、そのセットの内容が選ばれた状態にする。二項目目のbuttonStringは省略可,3項目目以降に選択する血液検査のセット名を続ける(一つでも可)最後に最後を示す、array_end_script を置く。
カルテの終了前の処理、保険算定種別を無算定にしてプリントボタンをおした状態にする、パラメータは無し
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