箒木蓬生さんの短編集。1947年生まれの作家で精神科医。無料で送られてきた医学雑誌の巻頭のインタビューで紹介されていた。なにか惹かれるものがあったので、一冊読んでみたくなり、Amazonで取り寄せた。
風花病棟の帯にかかれているのは、「壊れそうな医者の心を、患者が救うこともある・・・・」十人のドクターと患者たちがおりなす はかなくも美しい人生の輝き
って内容。
読み進むうちに、私も医者の端くれなんだなぁという思いになった本。
最終話の「終診」は、70歳で引退を決意した医者の話、研修医の頃、看護婦から受けた言葉をずっとよりどころにして現役を通した話で、私も研修医になった頃の看護婦さんから教えられたことを思い出し、じわっと涙がでた。
まあ、その涙が、爺くさい。さらっとした涙じゃなくあとがねとっとしていんだよね。人生の終盤をどう送るのかって言葉にはならないけど感じさせられた作品だった。

Comments
kokeN (unauthenticated)
Feb 11, 2010
ご無沙汰しています。わが家は幸い新型インフルエンザに罹患することなく、立春を迎えました。昨日今年度の区切りがついて、積んどく本を山のように目の前にしながら、「読んでみたい・・・」と思う本です。ツィッター
なるものに入ってみて、わが国の宰相の「つぶやき」に、なにこれとイライラしていたところ、読んでみますね。ありがとうございます。