2.0 (381)の新機能
○目玉機能:過去の診療録をScroll Paperとして表示

 過去の診療録は今まで、1日単位でしか表示できなかったが、381から指定したモードで複数日の診療録を表示可能にした。二つの事象を想定してモードを決めている。
 1.診療回数で過去何回分を表示するかを指定。
 2.期間を指定してその期間内の診療録を表示。
1.は日常の診療に有効で、過去、3回から4回のを指定することによって、患者のエピーソードを多くの場合1画面で把握することが出来ます。
2.は診療録のプリントアウトを想定しています。たとえば、今年の診療録をプリントアウトする必要がでた時は、今年の初めから、出力したい終了日を指定するとその間の診療録が表示されます。

 設定はPreferenceで行います。PreferenceのChartFolderタブを選ぶと、右下に、Scroll Paperモードの設定部分があります。
 Sccroll Paper modeをチェックしてあると、その下の二つのモードのどちらかで、前回記録が表示されます。
回数のradio buttonを選び、読込回数を指定すると、その回数カルテを開く時に読込ます。
期間を指定した場合は、開始年月日と終了年月日を指定して下さい。いずれのTextFieldもリターンキーから他のフィールドにカーソルが移動した段階でユーザのDefaultDBに登録されます。
日付のフォーマットはWine Style標準日付フォーマットをサポートします。

○カルテの指定期間のプリントアウト
上記のScroll Paperモードで選ばれた範囲をプリントアウトすることが出来ます。メニューの管理->表示中のカルテ範囲を印刷か、カルテの2号用紙の右側のプルダウンから、印刷をえらぶことが出来ます。
印刷ウィンドウが表示され、診療禄として、ユーザが記載したもの、処置の内容、処方内容が印刷ウィンドウに表示されますので、印刷ボタンをおすと印刷できます。
Wine Styleの標準日付フォーマット
以下のどの形式でも解釈する
“980906”
“19980906”
“98-9-6”
“1998/9/6”
“1942年3月23日”
“h100323”
“H10-03-23”
“H.10.3.23”
“昭和170323”
“昭170323”
“昭17-3-23”
“明治43年3月23日”
“昭17年3月23日”
“西暦1942年3月23日”
“1998-09-06 09:03:00 +0900” ... NSCalendarDate に合致した形式
行頭に元号を示す文字があれば和歴と解釈し西暦へ変換
行頭が数値の場合は西暦と解釈
数値にはさまった数値以外の文字はデリミッターとして解釈


○ 受付テーブルに患者情報をドラッグするコーナービューを追加
○ カレンダーの横にゆがんだ時計のビューがあれば、それをドラッグして日付をテキストにもドロップすることが可能です。
○ Peditの住所リスト、削除機能を追加しました。
○ Peditでデータをセーブした時にセーブ完了したパネルを表示するようにした。
○ 検査結果のグラフ表示で、複数(単数でも可)から検査をマウスでポイントすると、その検査だけ標準値とともに表示する。そこで、検査のグラフのドットを選ぶとと検査日時とデータをテキストで表示する。

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