年末年始にまつわる挨拶は、私は好きではありません。
まあ、私がずぼらなだけということだろうけど、年賀状や暑中見舞いも成人してからは書いたことがない。 お中元、お歳暮も、頂くくせに、自分ではしない人間なんです。年末の挨拶を仕事納めの30日にして、 年始の挨拶を4日か5日する、その間の数日でなにが変わるというのだろう。 と、思っている私だと、院長は十分わかっているだろうに、3年ほど前から年末の挨拶のおはちが私に 回ってくる。まあ、それ以上断っても大人げないので、引き受けることにする。例年は、まあ、なにか 面白い話しはないかなと考えるのだが、我々の施設は、今年10月20日、戦いに敗れ民事再生法の申請 をせざるを得なかった現実があったので、今までの、みんなで頑張ろう的なプロパガンダは結果として 失敗だったわけで、今年は、そんな話しを止め、自分の感想を述べようと思った。
10月20日の朝、私は朝のミーティングに遅れて職場に着くと院長が小児科の外来で待っていて、「今日
これから民事再生の手続をする」と聞かされました。ついにそういう結果が出たかと思ったが、その日は
法律事務所やら、その後再建のバックボーンになる組織やらのバタバタした挨拶があり興奮したまま
1日が終わりました。次の日になると結構落ち込みました、これからどうしようと。 こんな話しが私の年末の挨拶になりました。集会室から出て行く参加者の足取りは、私の話のせいでか、 ちょっと重々しいな!という感じでした。 これから、海の遊び友達と年末のBBQをヨットハーバーで行います。明日も、同じような仲間と 横浜中華街で年越しの焼き肉パーティです。(いいのか、そんなんで) |
2003年12月30日