逗子マリーナヨットクラブのクリスマスパーティの翌日、至福の時をすごした。
季節風が強まる噂もあったが、起きてみたら、のんびりとした暖かい海、例年のクラブハウスの大掃除も皆の手は早く動き、海にでる時を待ち望んでいた。
ワインと缶ビールと、おつまみを積み込み、仲間数人と海に出た。セイリングするには、風は弱すぎたが、のんびり日なたを楽しんで、美味しいワインと仲間とのしゃれた会話を楽しむには、最高の天気。ひらい商店のおでんがなんとも白ワインと絶妙。
相模湾は大島、伊豆半島、箱根、富士山、丹沢、江ノ島、三浦半島に囲まれ、工場の煙突も一本も見えない世界、富士山の雪をめでながら、飛び魚の乾物の味を楽しむ。
話しは、どんどん、盛り上がり、やはり、2年前に行った、タイのプーケットのキングズカップに出ようという話しになる。キングズカップは、タイの王様の誕生日12月5日をはさんだ週にレースが開催される。日本人にとっては、なかなか、ここで、10日間休むのは大変な時期だ。
気の合う仲間と何かする。美しい自然と、美味しいお酒と、美味しい肴や、話題にことかかなければ、時間はどんどん過ぎてゆく。なんどもなんどもくり返してきた事ではあるけれど、至福の時に今日も慕ってしまった。 2003年12月15日 |