診断、手術を終えて約半年、コラムを読み返してだいぶ変わったなと感じる
人工肛門になって半年、ぜんぜんどうって事無いです。
負け惜しみでもなんでもなく、快適な毎日送っています。ストーマの上に手を持っていくことは
多いけど、イヤだとか、辛いなんて感想はないのですよ。多少面倒かもしれないけど、便秘や下痢で
お腹が痛いということも全くないし、回りの人からうらやましがられるくらい。器具が進歩している
こともあり、ずぼらな私でもこの半年、悲惨な失敗をしたこともストーマに関しては一度もない。
酔っぱらった時の尿漏れは気をつけなければ。
強い酒を飲んで、良い気持ちで酔っぱらっている時、尿漏れする。これは気をつければ回避できる
ことなんだけど、酔ってくると膀胱がいっぱいになったのを感じ取る能力が低下しているので、
何かの拍子にちょろっと漏れる。早め早めのトイレで予防できるのだが、分かっていても酔って
しまうとね。くり返すうちに自分でショックに感じない所がなおいけない。この件に関しては
これから少し気をいれて失敗しないように努力しよう。まあこの尿漏れも酔って無い時はぜんぜん
問題ないのでたいしたことはない。
低下していた集中力も回復。
術後しばらく、プログラムのような地道な積み重ねは少し苦手になっていた。しかしこれもほぼ
以前のレベルまで回復してきた。
新しい事への挑戦。
これは以前に増して積極的にいどむようになったかもしれない、フラの練習。以前だったら
出かけて行かなかったような所にも疲れても出かけていく。
デジカメ、ホームページ。
これも、なかなか面白い。ちょっと時間とりすぎかもしれないけど、ボーッとしているよりは面白いし、
このお陰で新しい友達も沢山できた。
てな訳で、手術を受ける時に心配していたような事は、余計な心配だった(キッパリ!)。まあ、これからも
いろいろな事があるだろうし、イヤな事も降りかかってくるだろうけど、怖れることは無い。