キワムのコラム 第53回

夢でメシは食えぬが夢無しでは生きられない

夢でメシが食えないと現実をつきつけられると、たいした夢でなかったとしても その夢がどれだけ自分を支えていたのだと感じるね

前時代的な個性のない兵隊を作って仕事をさせる、今の時代そんな企業がめだってきたね。 チェーン店展開している所はたいていそう。朝礼、必要もない大きな声で挨拶して、目先の 目標、目標。個性を出すことは求められず、マニュアルにそった一元化が求められる。 文句を言ってもこういう組織が今のところ勝ち残っている。

この話題、なかなかキーボードを打つ手が進まない。あまりに当たり前のことだからかも。 そして、自分は没個性の中に浸るのだけは耐えられない。だったら、やることなど一つしかないね、 自分が出来ること、やりたいことを続けるだけ、それをやれない環境になったらその環境を 離れるということだ。

夢と努力、苦労もなく夢の喜びに浸っているだけでどんどん仕事が出来ていく時もある。夢のために 地味な努力をしなければいけない時もある。きっと今はそんな時、だから、ウダウダこんな事書いて いるんだ。

夢が奪われるのは耐えられないと感じられた事が幸せではないか。なにをしなけりゃいけないか 教えてくれたんだから。

中学高校時代バスケット部に所属していた、小学校の時、体育の成績が悪かった私は、最初大変だった 背が高いだけで、コーチは試合にも登用してくれた。走るのが苦手だったバスケットプレーヤーが ある時から急に走れるようになり、高校2年までつづけたプレーヤー生活は私のレベルでは充実した ものだった。中学2年3年の時の逃げ出したくなるような練習、合宿。それを乗り越えて得たその後の 楽しみだった。夢でメシを食うのは大変だ、でも私はこれからも夢でメシを食う。

2004年6月3日

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