キワムのコラム 第41回

疲れた、でも、、

3月20日、21日、2004年逗子レガッタ後半戦

20日は第3レースのコースタルレース、長者沖をスタート、茅ヶ崎沖のマークを回航して南西沖ブイをまわり スタート地点に戻る約27マイル(50km強)のレース、天候は朝から雨それも北風の中風とともにしっかり降る 雨、朝から気が重いよね。17艇のシリーズレース参加艇+OpenClassの3艇が加わり20隻のレース。

圧巻はスタート前、茅ヶ崎沖のマークに向けほぼ直角にひいたフリースタートのコース。このあたりが素直に マークに向かうスタートをするか、意地悪ゲームでもあるヨットレースのルールを駆使したコースをひくかの 分かれ目でもあるのだが、スタート直前、歴戦の勇士のレーサ、「カラス」がスターボードタックで本部船 めがけて切り上がって来る、その上側にいた舟たちは、本部船との隙間に入れず行き場を失い、スタート直後 本部船のすぐワキで ドッカーンと大きな音ともにぶつかり、本部船にも接触、ああ、迫力でありました。

寒い寒い北風がけっこうしっかり吹いていましたので、レースが早めに終わったのがせめてもの救くいでありました。

21日は朝から晴天でありましたが、気温はあがらず、寒い。レースは12−20ノットくらいの風の中しっかり2レース 消化ができ、今回のレガッタは大きな問題もなく全レースを行うことができました。すべてのレースがコース短縮も なく出来たのは久しぶりのことだったのでした。夜は新装中の逗子マリーナGRAND BLUEの中にあるAQUAにて表彰式、だいぶ酔った クルー達のグループが一部でがやがやしていたので、他の人たちからクレイムも上がっていました。私にしてみれば 両方の人種がまざりあってこのレース世界がなりたっているのだから、もう少し旨くやってもらいたいものだと 思ってしまいます。新しい人材が不足しているヨット界、海のロマンなんてのはこの時代にあまり魅力がないの かしらねぇ。

コミッティークラブとしては、今年はうまくやれた方だと思っています。コミッティーに参加する人間の和も うまくバランスがとれている感じです。しかし、参加者が楽しんでくれているという実感が伝わってこないと イマイチ気力もそがれるボランティアの世界でもあります。第8回をむかえてこのレガッタ、コミッティーも みんな8才年寄りになりました。今日は体の奥から重〜い疲れが残っています。私がとった スナップをアップしました。ごらんになって下さい。来年はシャッターチャンスに強いカメラでとりたい ものだ。

2004年3月22日

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