キワムのコラム 第40回

顔がヒリヒリ

14日は逗子レガッタ、第1レース、第2レースを無事運営、今日は体がだるいし、昨夜から顔がヒリヒリ


レーススポンサーのパネル、レースが終わって西にどよよんと傾く夕陽

天気予報では高気圧に覆われて風に期待ができないような案配だったがレース海域に向かう途中の海面も 南からの風が少し入っている様子。風にあたるとやはり寒いが太陽が出ているのがせめても。風が良さそうな 場所を選んで、コース設定、今年は例年より参加艇が少ないが17艇続々集まる、1艇当たり8人として130人 以上のイベントだ。上下2.3マイルの4レグのレース風が弱かったので参加者には随分長いレースに感じられた ようだ。コミッティー側は、レースの短縮をするかしないかでずっともめていたため退屈する暇もないほどの 3時間弱のレースだった。

第2レース開始前に少し風があがってきて10ノットを超すようになってきた、風向きも変わりマークを打ち直し 上下1.8マイルの6レグのレースとした。第1レースよりスタートも迫力を増す。時計係の矢住さん「時計読んで いるとスタートが見られない、来年は誰かに変わってもらいたい」と。レースの一団が第1上に到達した頃から 風が14ノットくらいに上がり方向も40度西に振った、男の花道のマークボートの佐々木さんの出番だ。レース の一団が下マークに向かう短い間に新しいマークを40度振れた位置に設定、海上本部も佐々木さんの技量を 信じてマーク設定前にレース各艇にコース変更のアナウンス、マークはぴったし予定通りの所に設置でき レース艇は最良のコース設定でレースを楽しめたことでしょう。


公式掲示板に張り出されたレース結果をのぞき込む参加者達

海上の運営は無線を駆使して連絡を密に行ってはいるのだが、広い海面の違う場所にいるとみんな 結構かっかして他の部署の連中の動きを批判している、例年の事なので慣れてはいてケンカになる ような事はないのだけど同じ目的を持って集まった人たちでもその場その場で印象が異なるものだ。 そんな事をくり返しているうちにお互いへの信頼が増してくる。来週末は2日間連続での後半戦、 パーティーも2回あるし、今週以上にキツイ2日間になるが、レースを楽しく出来る天候を祈るばかりだ。


写真提供、大坪明

2004年3月15日

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