人間贅沢なもんだよね。
丁度一ヶ月前、1000円カットに行って、とっても感激してきてコラム書いたんだよね。今、もう一度行って きました。とても気持ちよくやってもらったのは同じなのだけど、一ヶ月前の感激と比較すると1/3だよね。 人間は限りなく贅沢だ。失望したなんてことは全然無くてこれからも髪の毛切りに同じようにいくつもりだけど もうなんだか当たり前みたいなところも出てきちゃった。
もう一度以前のように自分で髪の毛切ったら、今日の感激もまた高まるのかもしれないけどね。 電子カルテも同じようなものかもしれないな。電子カルテの環境で仕事するのが当たり前になると、最初の 感激を毎回味わえるわけではないからね。たまにトラブルで紙のカルテを使わないといけない羽目になると 本当にストレスの固まりになるのだけど、開発最初の頃とは違いそういったトラブルもほとんど無い最近では 電子カルテを使った感激など薄れてしまっているのだろうね。 来週新しいバージョンをユーザに使っていただけるようにする予定だけど、1000円ヘアーカットに行ったような 感激を味わってもらえるのだろか? 新しい機能も充実させてはいるが、新しい機能はそんなに使うチャンスが 多いわけではない(多いものだったら、とっくにサポートしているものね)、普段使っているところの細かい チューニングも絶えず行ってはいるが、気がつかないことが多いかもしれない。 車の進歩、スポーツカーの進歩だって同じなんだろうけどやはりたゆまぬ努力が人を良い気持ちにさせるって ことだろうな。旧型と直接比較してみりゃ分かるけど、日々の中では埋没していく。それでも少しずつ進歩それ がいつまで継続できるかということが重要かもしれない。1000円ヘアーカットで教えられた事かね。 |
2004年2月14日