キワムのコラム 第22回

寒冷じんま疹に年を感じる

もう2月だ、早いねぇ。昨日は寒い海に出てきました。

例によって太陽が出ていて天気予報では暖かいというから仲間達と舟をだしました。北東の良い風が吹いていて ゼノア一枚で南西方向に向けて斜め左後ろから風を受けて走ります。風は冷たい、今年のセイリングの中では 一番の冷たさです。

昨年はつい土曜日に深酒をすると日曜日はウダウダTVをみたり(昼の教育テレビの囲碁の時間が好きなんだよね、 うとうとして結末がわからない時もあるんだけど)DVDレコーダのハードディスクに撮り貯めした「ホワイトハウス」 をみたりして過ごしていたんだけど、今年はプーケット再挑戦の年、楽ばかり求めていては何も出来ないと海に 出かけます。まあ、仲間からの誘いで朝起こされたりもするんだけどね。

ヨットクラブのカウンターでビールを飲み、いざ出航。ラットを持つ手に北東風が冷たい。このところ冷たい風に あたると手の甲に寒冷じんま疹がでるんだよ。この日はやはり寒いのでいつもより痒みも強い、舟のラジオは 東横線の桜木町が無くなってみなとみらい線の特集をFM横浜がしている。食料品の国内生産のパーセンテージ が低くなったもとは、学校給食のパンや脱脂粉乳から発するなんて事や、鯨肉がうまかったなあなんて話しを しながら、痒いのに、ビール飲みながら沖に向かって走る。この風じゃ、帰りは登りになって寒いから 楽しみにかまけていつまでも沖に向かうと後がキツイ。

適当な所でUターン。適当なヒールをしながら気持ちよくハーバーに向かう、しかし、ほぼ真登りなので 体感する風はさっきの倍以上、そのうち、手の甲だけでなく、顔も下肢にもじんま疹が出てきた。


写真の手と顔の赤さは日焼けやビールのせいではなくじんま疹で赤くなっているんですよ。まあ、 この顔はちょっと大げさだけど、痒いのは相当だった。

着岸して、となりの舟から舫を投げる時、左手でなげたら海に落としてしまうし、あぁ、年取ったなあ。 プーケットに向け陸トレの必要を感じた1日でした。クラブハウスで特製のカレーをたべているうちに 体も温まり、じんま疹もどこかに行ってしまった。

2004年2月2日

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