キワムのコラム 第21回

電子カルテの後利用と病診連携

電子カルテデータの後利用って叫ばれているけど、とりあえず私なりの短絡的?結論

昨日1月25日、東京都電子カルテ研究会でWINE STYLEのデモをさせてもらった。参加メンバーにWINE STYLEを 十分たたいてもらって今までに無く充実した気分を味わえました。電子カルテをすでに使っている人、電子カルテを これから使っていこうという人の的確な数多い指摘に刺激された時間がすごせました。

私が一番感じた所、今記録されているデータをいかに有効に利用するかという所なのですが、ポリシーとしての 電子カルテでの日常診療をいかに快適に行うかと言うところに沿ったものとして薬歴の話しが面白かった。 せっかく蓄えられている有用なデータをどう見せるかという点に着目して、今までと違う視点からWINE STYLE をいじってみたくなりました。

面白い物が出来そうな気がしています。こうご期待!

病診連携の話し

病診連携の話しは、HOTプロジェクトにしろ、 Dolphinプロジェクトにしろ私自身関わっているわけですが、 実際に自分の患者様を通じて感触を得る機会には恵まれていませんでした。しかし今回小倉病院の梅田院長 縄先生との間で現実社会となったのは良い経験でした。小倉病院の画像データベースに私の紹介した患者様 の写真を見たとき、これは推進する力になると実感です。画像だけでなく他の検査結果や診療録を見ることが できたらやはり病診連携が出来る施設に紹介したほうがどれだけ良いかと思えてきます。ニーズが現実性を 帯びてきたと感じられた体験でした。WINE STYLEもその道具となるよう進化していくと実感です。梅田 先生ありがとうございました。

2004年1月26日

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